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コツコツ勝つコツ~「推し活×自己実現」でnoteを楽しむ

ボディーランゲージは雄弁

僕は生徒と接するとき、
身体レベルで、
その子の(今の)内面が
ポジティブか、ネガティブかを観察しています。

高校生ともなると、
「大丈夫かー?」なんて安易に声をかけても
「大丈夫です」と答えるだろうし、
「困ったことあったら相談に来いよ」
と話しかけたところで、
「大丈夫です」と返事されるのがオチです。

みんな、
表層レベル、
意識の上では
ポジティブを装うものです。

特に言葉には要注意。
みんな口が達者で、
表面上は、なんとでも言えますからね・・。

僕は国語教師として、
「言葉」を過度に信用しないようにしています。
「言葉」は虚飾を可能にするから。

でも、身体はウソをつけません。
ボディランゲージは、
その人の内面を雄弁に語ってくれます。

一例を挙げると、
目がキラキラ輝いて、頬も少し上気して、
なおかつ、身のこなしが軽やかだったら、
その子の内面はポジティブです。
誰が見ても明らか。

その逆もしかり
顔が土気色で、目線も決して合うことなく、
身体がこわばっていたり、
どこからソワソワしていたら、
内面で抱えているものがあるのでしょう。

難しいのは、
ネガティブさが見て取れたとき、
どのように関わっていくか?です。

これはケースバイケースで、
その子の個性に合わせて
個別に対応していく他ありません。
この場合、周りの職員と相談しながら
チームプレーであたるようにしたいですね。
生徒との関わり方に絶対的な正解は存在しませんが、絶対に間違いといえることはあって、それは「職員が一人で抱え込むこと」です。
これは、その先生も生徒も共倒れしてしまう可能性があるので、特に若い先生が突っ走りすぎないように気をつけています。

問題対応の鉄則は、
生徒のネガティブを早期発見すること。
チームプレーで
小さな芽のうちに摘んでおきたいですね。

推し活は人をポジティブにする

さて、前置き長くなりました。

今回のコラムでお伝えしたいテーマは、
(生徒対応とは全然異なっているのですが)
「推し活」です。

なぜって、生徒が「推し」を話しているときは、
かなりの頻度で、
上述した

目がキラキラ輝いて、頬も少し上気して、
なおかつ、身のこなしが軽やか、

の状態なんです。

つまり、身も心もウソ偽りなく、
ポジティブなんですね。

これってすごいなあ〜と思います。

たとえば、「ちいかわ」

これが好きな女子高生は多いです。
もっといえば、初任〜5年目くらいの若い女性教員にもファンがいる。

本当に申し訳ないけれど、
アラフォーのおじさんには
理解しづらい世界観で
これにお金や時間をかける気持ちがわかるかと
言われたら?????です。
でも、それはお互いさまですからね。
サザン45周年ライヴが
いかに素晴らしかったかを熱弁しても
一切、授業では伝わらないのですから、
「推し活」対象は、別になんだっていいのです。
他の人に共感されなくたってかまわない。

それでも、
自分が好きなもの、気に入ったことを
「推す」という行為は、
特別元気が湧いてくるんですね。

「それが好きなんだ!!」という
ポジティブさが
身体全体から満ち満ちているのです。

これは素直に、
肯定すべき事柄だなあと思っています。

ちなみに最近の僕の「推し」は
このnoteに他なりません。

もともと頭の中で考えることは好きでした。
妙ちくりんな連想が自分の中でつながることを
一人で喜んだり。

そんな自分一人の思考を
アウトプットして他人に読んでもらって、
コメントをもらえる。
自分が浅はかに考えていたことに、
啓示のような言葉を与えてくださる方もいて、
リアルの仕事でも役立てています。
いつもありがとうございます。

noterの皆さんは
「文章を書く」
「表現する」
「オリジナリティーを出す」ことに
それぞれ誇りをもっていらっしゃって、
このプラットフォームの一員でいることは
僕の身のこなしを軽やかにしてくれます。

コツコツ勝つコツ

先日、学年集会で
「コツコツ勝つコツだよ」という
お話をしました。

高校生が描く、
成長ストーリーは現実離れしたものが多くて、
一日で超高層タワーを建てることを夢見ます。

それはムリ!

まずは完成図を細部まで描いて
設計図を入念に書いて、
着工から完成までのスケジュールを組み立てる。

完成イメージを描ききったら、
あとは地道な作業の連続。
コツコツこなしていく他ない。

一喜一憂することなく、
マンネリに陥ること無く、
コツコツを続けるコツは、

①成功することへの揺るぎない確信
②楽しむこと

だよ。
そんな内容を、具体例をあげながら
高校生に話しました。


進路実現を目指す高校生と並走しながら、

僕も「推し活」×「自己実現」
をコツコツ頑張りたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。
これを読んでくださったあなたの少しでもお役に立てたら幸いです。

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