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生き学問にまみれたい

自分の勤める学校で期末テストが近づいてきました。放課後、生徒たちが居残ってワイワイ教え合っています。熱心な様子に感心しています。

僕も国語の作問の真最中。
どうしても、ここ最近、面白くないなーと思っていることがありまして、それは、
「答えのある」問題をつくっていることなんですよね。

テストだから採点する都合上、
答えがあるのは仕方ないのです。 
大学のレポートのように論文を書かせたら、(僕は200人近くを教えているので)とても採点する時間がありません。
だから、答えのある問題作りを受け入れざるを得ない、やるしかない、て感じなんですが、
作問して答えを確定させた瞬間、
その問題が、死んだ魚の目のように輝きを失う気がしています。

答えがあるなんて、死に学問です。
それはすでに解決済で、解決されうる問いです。

むしろ、面白くてワクワクするのは、

答えのない問い

あるいは、

問いを生み出すこと

です。

それこそが生き学問で、
高校生になったら
自分のなかに一つや二つ、
そんな問い(あるいは問いそのもの)を
胸に秘めていてほしいな、と思っています。

答えのない問いだからこそ、
考える甲斐があってワクワクする、
そんな子どもをもっともっと
育てたいなー、
どうすればいいかな?
それこそ答えのない問いを考えながら、
再度、作問作りにいそしみます。

いいアイデアがあれば教えてくださいね。

今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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