26での頸椎損傷「事実は小説よりも奇なり」❽
こんばんは。
今日も1日お疲れ様でした。
どんな1日だったでしょうか。
僕も今日1日振り返って明日は今日の反省を生かそうと振り返るような実りある1日1日にしたいと思いながら中々出来ていません。笑
後悔ない人生にしたいものです。
では、昨日の続きです。
今回は昨日話していた通り「主人公、3ヶ所目の転院先へ。総移動6時間にも及ぶ車椅子での飛行機&介護タクシー長距離移動の巻」です。
転院当日の朝。1ヶ月もの間お世話になりました。短いようでとっても長い1ヶ月でした。
この頃はまだ紙おむつを履いていたので、長距離移動という事もあり紙おむつ二枚重ね履きしていたので股間がかなりもっこりなっていました。笑
病院のパジャマ以外の服を着たのも1ヶ月ぶりでした。
看護師さんたちに別れを告げ、介護タクシーにて空港まで移動。車椅子で介護タクシーに乗るのは初めての経験でした。
後ろに車椅子が登れるような坂をつくり、シートベルトみたいなもので車椅子を固定して乗車しました。
外に出るのも1ヶ月ぶりです。
そこから1時間かけて飛行場へ。
飛行場に着くと、介護タクシー会社に借りていた車椅子から飛行場の車椅子に乗り換えました。
車椅子の人は最初に搭乗して、最後に降りるようです。
病院以外で車椅子に乗るのは初めてだったので、とっても周りの目が気になってしまいました。
病院から外の世界に出て改めて鮮明に「あー、人とは違う体になってしまったんだ。」と実感し、めちゃくちゃ凹みました。
いよいよ搭乗時間になり、誰よりも早く飛行機へ。CAさん3人くらいから見守られながら父親に支えてもらって座席に着席。恥ずかしかったなー。笑
ひと段落しているとよりによって修学旅行の中学生集団がゾロゾロと。笑
あー、「やだなー見られてないかなー。」と思いながらテイクオフ。
腹筋に全く力が入らないので、前にグチャッと倒れないか恐怖でした。
お尻の筋肉もかなり落ちているのでとにかくお尻が痛く、たまにプッシュアップという腕で体を持ち上げてお尻を浮かす動作をして血の流れを止めないようにします。
これもリハビリの成果により出来るようになっていました。この作業を長時間しないと床擦れ(褥瘡)というのができ、ひどい時には骨が見えるくらいまでえぐれるそうです。。完全麻痺で動かない方はベッドで寝ている時も寝返りが出来ないので人の手を借りて向きを変えてもらいます。健常者は床擦れが起きないように寝ている時に無意識に寝返りをしています。
プロレスの高山さんという方が脊損で入院していて、そこでひどい床擦れになったそうですが、病院側からすると患者の対応が出来ていないという事で病院の管理不足で恥をさらしてしまっているのと同じだと聞きました。
そして、無事に3時間くらいのフライトを終え着陸しました。もちろん降りるのは最後なので修学旅行の中学生集団が降りるのを待ちます。案の定とっても時間がかかりました。笑
空港には現地の介護タクシーの方が待っており、そこでリクライニングシートのような車椅子に乗り換え、そこから病院まで2時間のドライブです。
かなり田舎にある病院だったので山超えしなければならず、疲労困憊でした。
無事病院に到着し、受付を済ませ、レントゲンなど様々な検査を終え、いざ病室へ。
この病院では4人部屋に入ることになっていてとても嫌でしたが、これは退院するまでの1年間かなりのストレスでした。
前の病院では一苦労だった車椅子からベッドへの移乗ですが、この病院ではリフトみたいな機械で自動で吊り上げられ移乗します。
UFOキャッチャーの景品の気持ちが分かったような気がしました。笑
これは結局この1回だけしか使いませんでしたが。
今回の移動はとても疲れるものでしたが、尿意がこなかったのが唯一の良かったなーと思えるポイントでした。
この後、担当の看護師さんが部屋を訪ねてきて質疑応答がありました。
そして担当医との問診では最後に「歩けるようになると思うから歩いて退院しましょう。」と言われ、とても嬉しかったのを今でも覚えています。
しかし嬉しかったのも束の間、この後担当の看護師が来て恐怖の体験をすることになるのですがこの時はまだ知る由もありませんでした。。
思い出しただけで体が震えるほどです。笑
この話はまた明日。
いやー日記って書くの疲れますね。学生の頃デコログをやっていた時は1日に複数平気で投稿していたのですが。笑
あ、あと興味本位で調べてみたらなんと高校生の時のデコログがまだ残っていました。笑
10年近く前なのに。笑
内容は赤面するほど恥ずかしすぎる内容で今すぐにでも消したかったのですがパスワードもわからず結局そのまま。笑
ネットには後のことも考えて簡単に残すものではないですね。若気の至りがすごかったです。笑
貴重なお時間を割き、最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様にとって明日がより良い1日になりますように。
んじゃまた明日🌸🍀
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