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21歳大学生の戯言①

21歳大学生。人生で1番私の性格と合わない時期なんじゃないかと思う。

飲み会は好きじゃない。そもそもお酒が弱い。
恋人がいるのに、他の異性とべたべたしている男女を見ると、お酒がまわっていないのに吐いてしまう。

アルバイトを始めてお金があって、覚えたてのセックスを誰彼構わずして、お酒に飲まれている人を見ると、私もこの人たちが生きている世界の一員なんだと絶望する。

21歳大学生になって、生きていて初めてしにたいと思った。郷に入ったら郷に従え、そうやって生きてきたが、初めて本能的に従いたくないと思った。

私は純粋なんだと思う。真面目なんだと思う。
大学生の時くらい遊びなよ、とか、べつに結婚しているわけじゃないんだから他の異性とのワンナイトくらいいでしょ、とか。

ぜんっぜんよくない。したいとも思わない。
私は好きな人と寄り添えれば十分なんだ。

この考え方が、大学生では生きづらい。
そして私の好きな人は、私と付き合ってから飲み会大好き人間になってしまった。
最初からそういう人ならそもそも好きにならない。大好きだ、という気持ちがある時に、彼はいきなり変わってしまった。

朝まで飲み会、女の子とオール、タクシー帰り始発帰り。

わからなくなった。好きな人が、好きじゃない人になって、好きなのか好きじゃないのかわからなくなった。

彼を束縛する気は無い。彼の人生、好きなように楽しんで欲しい。
ただ、好きな人が好きじゃない人というのは、やはり苦しい。

私の前での"今の"彼は、好きな人だから我慢するしかないのだろうか。

会社員になったら、学生のようにオールする回数は少なくなるのだろうか。

見えない将来が、しにたいを加速させる。私はこのまま生きていて、幸せなのだろうか。

"昔の"彼は、モラハラだった。

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