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新年度を迎えて
ご入学、そして新入社員!おめでとうございます。新しい門出となるよう、意気込みもあると思いますが、まずは賢明に前を見て、仕事に勉学に勢力的に行動しよう!覚えることも多いと思います。雑用と思えるような事でも、実はこの雑用と思えることが、あなたにとって大事な徳育である事になると思います。そういう目線を持って、取り組んで見て下さい。

立派な入学式や入社式もあるようですね。どこぞの有名な施設を貸切ったり、著名な芸能人なども登場して、素晴らしいことだと思います。しかし、仕事はしんどいぞ、就職も相性があるからな。益々厳しくなっていると思う。我々の昭和の時代では全てが「根性論」だったので、体力勝負みたいなことがあったけど、今の時代では頭を使うことが多いと思います。用意された机の前には、どの産業も必ずコンピューターが必要とされ設置されている。会話や対話はそこそこで、大半がコンピューターとにらめっこしなければならないでしょうね。体力勝負で選んだ職業でも、日報や業務管理の場面では、コンピューター管理されているので、苦手な分野かも知れないが操作を求められることでしょう。(私は今も三本指で頑張っているから。。。)

ただし、どの時代であっても普遍の法則というか、必ず目標を設定しましょう。なんでも良いのですよ。三日坊主になっても、三日頑張ったんだから、また新しい目標を立てればイイじゃん。

今や日本国の経済は、決して安泰というか、先の見通しが優れているとは思いません。むしろ、君たち若者の背を期待しているものの、舵取りは容易ではない。一寸先は闇である。
だからこそ、目標を掲げてもらいたい。何でも良い。小さなことだろうが、人に見せるのも聞かせるのも恥ずかしくても、自分の心の中でも良いから、ひっそりとでも良いから「目標」を持ってもらいたい。できれば将来に向かって時系列の方が良いかもしれませんが、目の前のことでも十分です。もし、持てないようであれば、自分を大切にすると自分に約束をしましょう。自分を見ないで他人をみてはいけませんぞ。何度でも言いましょう、自分を大事にして下さい。ただし、自分を高めることと他人を貶めることは違いますよ。顔も見えない世界で、他人を貶める誹謗中傷的な労力があれば、ぜひ自分を高める時間に費やしてもらいたいものです。

まだ、働きもせず入社したばかりなのに「退職代行」に駆け込んでいる若者がいるとか、そういうサービスの会社があるとは知らなかったが、立派に商売になるらしい。つまり、「儲かっているそうだ」。アンケートによると、なんと「給料」が安いとか「思ったより厳しい」とかだそうだ。楽(どこまでが楽で、どのようなことが楽かわかりませんが)をして給料だけが良いはずはないと思います。仮に悪質な勧誘だとか、オレオレ〇〇にしたって、単にマニュアル通りには行っていません。彼らは心理学の勉強をしたり(高額なセミナー需受講など)、つまり人を「騙す」ために賢明に努力しているのである。(良い方向に使ってもらいたいのですが。。。)いずれにしても、何かを得るためには、それ相応の「努力」が必要だということです。

随分、昔かも知れないが「さとり世代」(物欲が極端に低く、安泰を求める?)だったと思うが、「親同伴で入社式に来た」と友人が言っていたのを思い出しました。私のところでは新人研修中などに、よく居眠りをしている新人くんを見掛けました。まだ、社会に慣れていないだろうとか、周りも同じようなことだし(今でも新人くんは居眠りするのが正当みたいだけど)、やわらかい注意を促したのですが、やはり三ヵ月くらいで退社して行きました。友人の会社でも、「一割でも残ればイイほうじゃん」と言っていましたが、入社までに掛かる費用は(入社後の研修等含む)企業にもよって様々ではあるが、目に見える費用で約100万円くらいはゆうに掛かる。人事部や教育部などの見えないコストを換算すると、約150万円以上は掛かると思われる。ならば、即日に(早い段階)入社を取止める方が、お互いのためかも知れない。そこで始まったのが、入社前研修である。

入社前の内定段階で「研修」を行うものである。早ければ9月頃からスタートする企業もあるとか。これは、お互いの相乗効果があり、内定者から見れば「企業」を見定めできる期間でもある。企業側も同様で個人を見定める期間でもあるし、入社前から研修を行うことによって入社後の研修を最小限にとどめ、早期に実践の場へ出すことができる。そして雇用の見込みが早期にできるので、辞退を最小限にとどめ、予定以上のコストを削減することができるのである。それでも試用期間(企業によっても異なると思うが約三ヵ月が定説である)があるのだが、定着率で言えば大きな収穫になっているようです。但し、デメリットもあるのですが、なかなか辞めてくれないことです。???せっかく雇用できたにも関わらず、辞めてもらえないとはどういうことか?会社の社員というのは、部署に関わらず、会社の生産性含め業績向上に関わるべきなのだが「無関心」に執着する社員となってしまっては、単に存在だけがあるだけで、役務提供としての役割どころか、見えないところで会社を否定する感傷的な意見を言いふらすやつになっているということです。それがSNS投稿であったり、実名を控えての内部告発などに繋がっているのでしょうか。

内部告発等を否定するつもりではなく(むしろ良いと思います)、コミュニケーション能力が低い上に自己肯定感が極端に低いモンスターになってしまっているのです。「適正」という表現が正しいかは別として、「適正検査」なるものが存在します。なにをもって適正かというのは、会社によって様々ではあるものの、総じて「モチベーション」が高い「やる気」というものは、普遍的に企業が最も求めるのは、業績向上におけるモチベーション、つまり「やる気」の「適正」なのです。

商談にも同じようなことが言えます。優秀な営業マンは「見極め」が早いのです。これは自分の会社にとって有益な顧客になり得るという見極めです。「よく喋る」とか「相性が良いとか」「感触が良いとか」「コミュニケーションが良く取れている」とかなど、聞いたセリフを並べても「商談成立」(契約)という「意思決定」が見えなければ、お客様でも顧客でも何でも無いのです。労力を掛けても商談が成立しなければ、そこまでに掛けたコスト(見えないコスト)は膨大です。そのコストは、巡り巡って契約してくれる大事なお客様に転嫁されてしまうのです。「有料」と「無料」の境目を、きっちり説明、理解してくれる人ほど、属性が高い、適正能力が高い顧客・社員かも知れません。そういう社員を望みたいし、育てて行きたいし、そういうお客様と仕事がしたいのです。そういうミッションを持たない企業には、就職しない方が良いと思いますよ。

「お金は大切にせよ、そして軽蔑せよ。」間もなく日本国の一万円札の顔である「渋沢栄一」の言葉である。「渋沢栄一」と言えば、明治以降の近大日本、近大経済社会を築いた実業家ですね。恐らくビジネスマンならググらなくても、その存在は知っているだろうし功績も良く知っていると思われます。ぜひ、若い世代で良く知らなくても、新しい一万円札を見てググると思われるので、なぜ一万円札の「顔」に相応しい人物なのかを考察してもらいたい。

そして「論語と算盤」(著書:渋沢栄一)を概略でも良いので読書をお勧めします。古い書籍ではあるものの、まさに、物質主義が蔓延している現代にとって、一助の光を差す書籍と思われます。渋沢栄一という人は、道徳心や公益性、勤勉さを大切した彼ならではの示唆を日本の企業に、経済に、たくしました。自らの報酬よりも、会社のスタッフや経済の発展に富を注ぎ込んだ、視座の高い実業家としても評価されています。単にお金を儲ける、個人の私服を増やすのではなく、お金を社会に貢献する手段として活用し、日本の近大化に大きく貢献した人物であり、我々の大先輩です。

また、論語に「無倦」(むけん)という言葉があります。ググって見て下さい。権利ばかりを主張する前に、四の五の言わず、前に一歩進んで見ましょうぞ。壁に当たったと思ったら、迷わず先輩や上司、同僚や仲間、家族や親類、誰でも良いから頼って下さい。わけのわからないインターネットの無責任な回答を信じないで、自分の言葉で相手の目を見て語り合いましょう。無駄な飲み会など批判されているみたいだけど、無駄と思うか思わないかは、あなた次第、お酒だろうがお茶だろうが、バシバシ付き合ってみてから判断すればイイじゃない。ヘベレケになって、わめこうが叫ぼうが、迷惑掛けたってイイじゃない。人間だもの(あれっ?どこかで聞いたセリフ。。みつお?)笑うときもあれば、泣くときもあるはず。どうしようもない悲しみや、さみしさもあるだろうよ。人生、終わったと落ち込む時だってあるさ。人間だもの(あれっ?)そうやって大人になるんよ。体は大人かも知れないが、精神的には、まだまだひよっこだぞい。今日の朝ドラで母役の人が、若い男性の仕官の役職に向かって、「こんな若造~!」というセリフがあった。これは人生の年輪のことを言っていると思われます。仕事の失敗も人生の失敗も、ずーっと歳をとってもあるんだから。失敗や恥ずかしい思いをしない人生なんてないんだぞ。私なんか未だに羽目外しても、ガハハッと生きているぞ。図々しく生きる術は、キレイに生きることではないかも。正論なんてどうでもイイじゃん。オイラ達は、頭が痛くても風邪を引いても業務用の大びんの「正露丸」で治ったんだから、外用薬はなぜか全て「赤ちん」だ。。。(保健室も薬局にも、それしかなかった)

働き方改革、働きがいと言われる世の中、それは働いて見て感じることであって、課題点や問題点を発見したら、できれば、自分がトップになって「この会社を変えるんだ!」と、目標を持ってもらいたいね。まずは講釈の前に汗を流して働こうではないか!勉強しようではないか、仲間と一緒にスポーツしようではないか。励めよ!(頑張れ)わこうど!