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「アシスタントさんが行うセルフチェックの精度を上げたい」20代税務担当女性との内省面談

「実録!リフレクション面談」
複数の会計事務所の所員の方が業務上で抱えている「どうやって上手くやったらいいかわからない」お困りごと、悩み事に対して、出口を一緒に見つけている個別面談をしています。
面談の内容をほぼそのまま掲載しますので貴所の参考になれば。

【面談のテーマ:どんなお困りごとだったのか】
資料の入力後にアシスタントさん自身でセルフチェックをやってもらっていますが、私の指摘事項があった場合、指摘部分だけを修正入力するので、す修正に伴い起きるかもしれないその他のチェックまでなかなかやってくれません。私も要領よく教えらません。どのような方法が考えられますか?

【面談後の、本人の振り返りのメッセージから】
本日も貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。
以下に回答いたします。


「気がついた事はなんでしょうか?着眼点が変わったところはどこだったでしょうか?」
今まではアシスタントさんにセルフチェックをひたすら活用してもらいチェック箇所を習慣化してもらうということばかり考えていましたが、逆に人の入力したものをチェックする側に回ってもらうという点に気付きました。

「また、その気づきに対して、どんな行動ができますか? やり方を変えるところはどこでしょうか?」
チェックする立場になることで、今までセルフチェックでは気づかなかったことが見えくると思います。

面談が終わってから、すぐにアシスタントさんに今日の面談の内容を報告して、私が入力した法人の会計についてチェックをしてもらうことにいたしました。

【面談の要点、考え方のポイント】
私は専門的な業務指導はできないので、その部分は面談できませんが、
その上で、「ではあなたはどうしてそれができるようになったのですか?」と問いを立てて面談しました。
答えは、チェックされる側ではなく、「する側」になった時に飛躍的にスキルアップした、、との事。
「前提」を変えることで、仮説検証の行動に移す事ができた事を学んでもらいました。
20代のうちに「経験を学びに変える」ことをたくさん学んでもらいたいと思います。

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