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「所内チェックで指摘件数の数が思うように減らない」30代男性税務担当との内省面談

「実録!リフレクション⾯談」
複数の会計事務所の所員の⽅が業務上で抱えている「どうやって上⼿くやったらいいかわからない」お困りごと、 悩み事に対して、出⼝を⼀緒に⾒つけている個別⾯談をしています。
面談の内容をほぼそのまま掲載しますので貴所の参考になれば。

【面談のテーマ:どんなお困りごとだったのか】
申告書をチェックしてもらうと、毎回指摘をもらうのだが、ミスが無いように気をつけて意識しているのだけれど、思うように減らない。

【面談後の、本人の振り返りのメッセージから】
面談の前と面談後で、「何に気づいたか?」

ミスが減らない理由がわからないのは、
どんなミスをしているのかを振り返っていないからだとわかりました。
単に指摘全体を見直しているだけで、改善を浮き彫りにする対策をしていなかったのだとわかりました。

また、その気づきに対してどんな行動、施策の修正をする必要があるか?」
まず、過去の自分が頂いた指摘の分類、分析を行ってみます。
その分類結果をもとに繰り返されている指摘分類が、自分の弱点であると対策をたてます。
そして、指摘事項をもう一度見直して自分なりに対策を考えるのと同時に、上司や周りのできる人にどうやっているのかを尋ねて実績のある対策にトライします。

【面談の要点、考え方のポイント】
前提として自分の「問題」を「分解して理解」していない事を見つめてもらいました。
「ミス」と一括りに考えるのではなく、「ミスの項目」に分類する事をしてもらいました。
自分のミスの傾向がわかれば、対策は見つけやすくなります。
そこに自分だけで対処するのではなく、組織のノウハウ、力を使う事を決めました。
一度に全部を減らすのではなく、「多いものから減らす」に前提を変えることの考えに同意してもらいました。

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