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「意見が違う人との会話でいつも感情が乱される」 監査部マネージャ40代女性との内省面談

「実録!リフレクション⾯談」
複数の会計事務所の所員の⽅が業務上で抱えている「どうやって上⼿くやったらいいかわからない」お困りごと、 悩み事に対して、出⼝を⼀緒に⾒つけている個別⾯談をしています。
面談の内容をほぼそのまま掲載しますので貴所の参考になれば。

【面談のテーマ:どんなお困りごとだったのか】
引きづりやすい性格は自分でも承知している。意見の違う他人の言動に動揺、反応してしまう自分。これまで何度も指摘は受けて、自分でも直したいどのような対策があるか?

【面談後の、本人の振り返りのメッセージから】
以下振り返りです。
先日の面談は今まで以上に有意義なものでした。
というのは社会人になってからずっと悩み続けていたことの解決方法が見つかったからです。
今まで感情の起伏が激しい→それは悪いことではないけど表に出さないようにした方がいい。。。
というのは、言われ続けてきて、色々な本を読んでもなかなか改善できずにいて半ば諦めていました。
ところが、先日の面談の中で
「起こってしまう感情は扱えないのでそれを問題視してもしょうがない」
「大事な事は、その起こった感情と、そのあとの行動を“区別”して考えること」
「それは一朝一夕にできるものではないので、自分の日常起きる別の事でトレーニングが必要」
ということに気づき今までの人生が180度変わる転機になったと言っても過言では無いかもしれません。
すぐ実践することが私の特徴だと思っているので
早速すぐに実践し日々の小さなことから気持ちを引きづらないトレーニングを毎日行っています。
今度の面談ではこの効果が少しでも出ているよう日々精進したいと思います。
ありがとうございました。

【面談の要点、考え方のポイント】
大変優秀な女性スタッフで、周りからも信頼が厚く、所⻑からも重要な仕事を任されて昇格も早いと伺っている方です。
そうした自分の役割が高まっていく中で、感情面への取り組みにも意識が高まっての面談でした。
大事な事は、「出てきた感情」と「その後の行動」をしっかり区別することです。
この意識レベルが低いから、「感情のままに振る舞ったり、乱されたりする」のです。
リーダーは、他者に影響を及ぼして望ましい方向に進めていかねばなりません。
そのリーダーが、自分の感情のおもむいたままに反応していては他者に影響は与えられません。
そのために必要なのは、やはり内省ができる事です。
出てくる感情そのものをコントロールできません。
でも、対話で意見の違いの状況になったら、最初に「目的、ゴール」に立ち返って行く事が大事ですね。

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