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ストレスと心身症

今日は私の心の支えになったある本についてご紹介します。

夏樹静子「腰痛放浪記 椅子がこわい」


夏樹静子先生はミステリーの女王と呼ばれ、「蒸発」「Wの悲劇」「第三の女」など数々の名作があります。

この本は夏樹先生が突然原因不明の激しい腰痛に悩まされ、その後の約3年にわたる辛い闘病生活、精神科での入院治療の末寛解するまでの壮絶な体験を綴ったエッセイです。

心身症。読み終えた時、その劇的な結末に感動し思わず涙、涙でした。実は私もひどい腰痛持ちで、突然歩けなくなることもしばしばあり、日常生活に支障が出て真剣に悩んでいたのです。複数の整形外科で診てもらい、整体にも通いましたがまるで効果なし。一生、この腰痛と付き合っていかなければならないのかと思うと、心が重くなるばかりでした。

つまりこの本は、わたしにも軽快する希望を見せてくれたのです。

「心身症」というと、精神的な病のようで拒絶反応が起こり、まさか自分は違うだろうと思いたくなるものです。しかし、ストレスからくる心身症は多岐にわたり、恐ろしいほどにさまざまな症状を引き起こすことはもはや自明。身体の悲鳴はこころの悲鳴でもあるのです。

自分自身と向き合うことはとても大切なことですね。経験から痛感しました。

そうです。あんなに悩んでいたわたしの腰痛は、もうすっかり現れなくなったのです。

なにが自分を苦しめるストレスの原因なのか

原因不明の症状でお悩みの方、この本オススメです!








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