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ミナペルホネンの展覧会

行ってきました、兵庫県立美術館。

そこにいたのは、ほとんどがmina好き女子、そしてファッション好きの男子が少々。

ショッキングピンクの髪色をしたアパレル学生なのかそういうお仕事なのか、という若い女の子がいて、絶対minaは着ないだろう・・・と勝手に親近感が湧きました。
(私はminaのお洋服を見るのは好きだけど着ることに興味はないので)

たくさんのお洋服が揃って展示されているのは圧巻で、素晴らしい風景でした。

全体を通して見て思ったのは、私はminaのテキスタイルが好きなんだなってことでした。

minaのお洋服を着ようと思ったことがないのは、形が甘すぎる、可愛すぎるから。(まあ値段もあるかな・・)

でも、テキスタイルは圧倒的にかわいい。
質もよい。
刺繍とかレースとか、やっぱり立体的な生地って見ても触れてもうっとりします。

あとは端切れの山とか見るとたまらない気持ちになる。
コラージュが好きなのも関係あると思います。

皆川さんの手描きのテキスタイルデザインを見られたのはとても良かった。

やっぱり感動が伝わるのは、「手描き」なんだよな・・・

その不安定さとか自由さとか意志とか迷いとか、そういうものを手が代弁していてダイレクトに伝わる。

気に入った展覧会の図録は必ず買うのですが、今回の展覧会の図録はなんだか完成されすぎていて、「生」の臨場感というかそういうものを感じなかったので買いませんでした。
図録ってちょっと完璧でない感じが好きだったりする。

Casa BRUTUSのミナペルホネンのムックになってるのが売っていて、そっちの方がデザインの過程とかがわかるのでそれを買って帰りました。


物販のところは入場制限されてましたが、制限がなかったら人だかりで大変だったのかなあと思うと・・・なんかげんなり(笑)

なぜかわかりませんが物販に並ぶところから疲れてきて、美術館を出た後にはげっそり。
マクドを食べて帰ったら苦しくて苦しくて家に帰ってバタンキューでした。
なぜだろうか。


実力は全然違えど同じお洋服に携わる人間として、皆川さんの作品たちに「悔しい!」って思ったのは確かです。

デザイナーの方にこんなことを思ったのは初めてかも。

悔しいのは、量、質、共にすごいと思ったからです。

どこからこんなエネルギーが湧いてくるのか。

私も欲しい。


今日感じたことは、ちょっと深掘りしてみたいなと思ったのでした。

なんていろいろありましたが、ミナペルホネンはやっぱりすごいブランドでした!
まだ行かれてない方はぜひ。

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