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考え方のためのnote

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#Webマーケティング

「マーケティング部門」ちょこっと組織論、マニアックかマニュアルか

企業のデジタルマーケティング部署については、各社各様の考え方があります。DXやECに特化した部署もあるでしょう。「広告」「広報」の部署に中に、デジタルか否か問わずひとつに集約していることもあるでしょう。 また、デジタルマーケティング担当者として、デジタルに寄っているのか、マーケティングの手法のひとつとして捉えているのか、これもわかれるところかと思います。 組織全体、というよりは「組織内の担当者」のあるべきカタチについて考えてみたいと思います。 「デジタルの専門家」=属人的

「ツール導入」したらすべてうまくいく...はずがない!

「ツール導入」したらすべてうまくいく...はずがない!ECの現場にいると、広告代理店やベンダーさんからの提案をたくさんいただきます。 レコメンドツール、解析ツール、レポートツール、MA、CDPなどなどの「改善ツール」。導入したらこれが見える、それが楽になる、あそこも導入している...一見”夢が広がる”気持ちになりますが、少し立ち止まって、考えてみましょう。 私の失敗例。10年くらい前、「レコメンドツール」を導入したことがありました。EC掲載の商品点数がそれほど多いわけではな

「WEBマーケティング」セミナーを聴いて、感じ取ったこと。

以前は「移動」が必要だったセミナーが、ここのところはオンライン開催にシフトしていて、”聴く・視る”側としては、とても気軽になりました(発信する側は大変そうですが...)。そんな中、最近、WEBマーケティングに関するオンラインセミナーを聴講した中で、とても刺激的だったものがありました。その内容と、なぜ「刺激的」だったのか、書いていきます。 「ECシステム」を使って、新しくECを追加した大手メーカーさん”誰でも知っている”メーカーさんが、新たにECを始めました。その際、”最近流

「マーケター」としての””感性”を高めるヒントx5つ

マーケティング業務に携わる中で、(技術やノウハウとは違う点で)マインドとして常に持っておくべきなのは、 3つの「感」=感謝、感動、感性 であると、常に意識しながら進めてきました。 お金や時間を使っていただくおきゃくさまに「感謝」すること。 自ら立てた目標に達成したときに「感動」できるように、努力を重ねること。 そして、”伝える”ためのコトバを紡ぐために「感性」を高めること。 ここからは、「感性」を高めるために、ヒントになる(かもしれない...)ことを、5つ、書いていきます

ウェブショップで豚を売るのなら〜やってわかったECのコツ 商品づくり編〜

前回、ウェブショップにおける出品について書いた記事の続編です。 今回は商品作りをテーマに書いてみます。 私の場合は豚肉を素材・商材としており、商品作りも広く捉えると どの部位を、どれだけ、どんな形で用意するのかから始まり 発展して横に広げると加工品はどんなものを作るべきか。 例えばハムやソーセージなどの馴染みのあるものから アイスバインやポークジャーキーなどの変わり種 レトルトカレーなどの商品 と、様々です。 通常、商品を作るにあたっては ・皆が求めているものを作