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「日曜日よりの使者」に会いたい

THE HIGH LOWSの作品で、「日曜日よりの使者」という曲がある。
日常から非日常に連れ出してくれるような歌で、昔から好きな曲だ。

忙しい毎日の中でふと立ち止まったとき、つい「人生ってなんだろう?」って思ったとき、この歌の「日曜日よりの使者」が来てくれないかなあと、会社員の頃、しばしば思っていた。

本当は、そんな使者はいらないのかもしれない。
でも、そういうものがいないと変わらない。変われない。

だから、私のところに使者が来て欲しいと思ってしまうー。


そういう方に、ぜひ見ていただきたいラジオ紙芝居です。


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9月1日は雑節の二百十日(にひゃくとおか)。風が吹き荒れるとされる時節で、風を鎮めるための風祭りを行う地方もあるそうです。今回は、主人公の心を吹き荒らす、台風の短編をお送りいたします。

主人公の元に突如現れた謎の生命体(?)は、オッド・アイのミニ台風。「それ」は、自らを「台風のしっぽ」と名乗ります。

以来、台風のしっぽに寄生されてしまった主人公。
さらには、「台風のしっぽ」にあることをされたせいで、仕事までなくなってしまいます。
最初は怒る主人公でしたが、次第に心に変化が現れてゆきます。


聴き終えた後には、台風のあとの空のように、澄んだ気持ちを手に入れられるかもしれません。

ゆるキャラのようなビジュアルの「台風のしっぽ」に、あなたの心も吹かれてみてくださいね。


ストーリーテラー歴5年の作者の朗読と、物語にマッチした音の演出、心を揺り動かす美しい音楽の選曲も聴きどころです。

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どうぞお楽しみください♪

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