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最初の会社と二社目の在籍年数が一生に関わることについて

ベテラン転職アドバイザーの方に最近の転職事情について教えていただきました。新卒で最初に入った会社で3年以内離職が当たり前になったことはよく報道されています。

新卒で研修が終わったあたりから「ここに長くいるのは違うなあ?」と感じたら最低1年はできれば我慢すべきと転職のプロがアドバイスされています。3か月や半年だと応募した会社に履歴書が通らないこともあるからだそう。ホントにやりたいことがみつかったときに、その履歴が足を引っ張ってしまうこともあるからだそうです。人事の方はこの一年未満を気にすることもあるからだそうです。

辞めると決めていても目の前のことはきちんとやり遂げる。自分が決めて入ったから1年頑張るは社会人としての大事な感覚。そこで社会人のルールなどを学ばせてもらう気持ちかつ、周りに役に立つ気持ちで謙虚に淡々と1年を過ごせば次は、社会人の基礎を学んでいるからどこからも大歓迎されるよう。

ある人気メガベンチャーは教育体制もなく自社の成長ばかりを押し付ける。かつ自分のインセンティブばかり追う社風にスグに失望しちゃうからそこは1年以内転職が当たり前だそうです。そうゆうとこで1年我慢し、じっくり戦略的に転職活動された方は態度の悪い偉そうな20代の先輩をたくさん見てきた分2社目で素晴らしいキャリアを手に入れることができるそう。腐らずに1年頑張った結果ですね。2社目が人生には大切。第二新卒のリスタートは輝かしいです。

反面オラオラ会社や個人主義会社に2年以上いたら残念ながら態度と顔つきが悪くなり、次の面接が通らない人になるそう。若くて履歴書が綺麗でも最終面接NGの方はコレが原因なことが多いそう。若いうちに見られるのはスキル以上に人間性。知らず知らずのうちに身についた自分勝手さや見えないところでは手をぬいちゃう癖が外から見えちゃうことも。

社風が悪い会社のとりあえず2年以上の様子見は気をつけたいですね。会社が嫌いでも同化していきます。特に素直な女の子は社風に影響を受けやすいそうです。久しぶりに会った友人がやさぐれていたり、偉そうになっていたら入った社風が原因かもです。

そして仕事人生で大切なのは2社目の在籍年数です。最初も1年。2社目も1年未満。これが将来ボディブローのようにあとからジワジワきいてきます。25から26歳くらいで3社目の転職という方も現代ではよくあること。しかし1社目と違い2社目の短期退職理由はかなり聞かれるはず。1年未満転職が2回続いちゃう人の採用は世代に関係なく慎重になるのは当たり前です。

特に一貫性がない転職は決まりにくい。インターンみたいな転職を繰り返していると3社か4社目で年収が下がることもあるそう。退職ハードルが下がり次を決めないですぐ辞めちゃう。しかし、3社目以降の就活は2社目と違って意外と決まらないから焦る。一人暮らしだと無収入な期間が長くなるのは不安。

だから年収を下げて妥協。やりたいことより入れる会社に入る。そこに成し遂げたいことがないし同世代より活躍できないからまた辞めるを繰り返してしまう。これがこんなはずでは転職のスタート。

人材業界で言う履歴書が汚い人になると、エージェントが突然紹介を控えがち。仕事は持久走。長く続けられることが大切。人は環境の生き物。40代以降の方がイキイキ働く場所で働いてください。生意気過ぎたり、自分はイケている風な評論家になると世代に関係なく周りから浮いてしまい居場所が無くなります。高学歴で転職が上手くいかない人はこのパターンがあります。

まずは謙虚に一年。履歴書の一行が一生を決めちゃうことが若いと気がつけないんです。いつか出会える自分がやるべき仕事に30歳までに出会ってください。仕事が好きな人に囲まれて空気みたいに働いてください。60代まで続けていたら仕事は最高に楽しいです。続けた先にさらに楽しさが待っています


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