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日本は投票率が世界の139位。PR業は選挙からスタートしている業態です

前回よりは少しは改善したけど都知事選の60%という投票率の低さにいら立ちを覚えた方も多いと思います。結果よりもシステムの非合理性。衆議院の投票率は1990年は73%あったのに30年で20%落ちて、2021年は53%。この低さは世界で139位。経済的に危機に向かってる状態だからこそ改善が必要かもしれません。

PR業は選挙からスタートしています。選挙戦とは認知だけでなく支持率をとるためもの。認知をとるための顔と名前を知ってもらうだけの街中の選挙ポスターのボードは、インターネットにもう変えるタイミングだと思います。終わると破棄される掲示板を何とかしたいと思っている方はかなりいるはずです。

若者が投票所に行かないのではなく、投票の仕方がわからない人もいるのです。郵送で送られる選挙権に入っているIDでネット投票はできるはず。携帯電話の普及率が上がりマイナンバーを付与されているからです。

都内は地方から出てきた方も多く地元の小学校とかに縁がないんです。国民の義務といわれてもせっかくの休日にしかも1日限定でわざわざ出かけたくないのもわかります。昨日はありえないほど暑かったので、ネット投票であれば安全です。

どうしてもネットが苦手で紙で投票したい人がいれば期日前に区役所や市役所に行けばいいと思います。QRコードで読み取り、ボタンを押せば鉛筆も集計の手間もいりません。喫茶店でさえコーヒーを携帯で注文する時代。既存の業者の方にはQRコード選挙などの新しい未来の仕事をお願いすればいいのにと思います。

DX化、IT化、AI化をしながら合理化してなるべく手のかからないように少子高齢化を乗り切ろうとしている小さな会社がたくさんいるのに選挙権が郵送されて、投票所に行き、ポスターを見て鉛筆で書き込み、開票する手間のかかる選挙はなんかは省力化でききるはず。

多分いろいろな制約も規制もあるのだと思いますが抜け穴は塞ぎ、合理化をして若い人に政治に少しだけ興味をもってもらうようにするのは、私たち大人の役目。投票箱の保管にもお金がかかること、たくさんの税金が遣われているいることを自覚すべきだと思います。

鉄道が自動改札になったときに駅員さんは違うサービスを考えました。「いつもこうだから」ではなく合理化してたくさんの方に効率よく情報を届けてほしいと思います。

欲しいのは認知よりも支持率。私たちPRに関わる人間は支持率を上げるために普段は仕事をしています。選挙に興味がもってもらう仕掛けが必要。体育館の小さな仕切りに区切られたガタガタするボードのなかで鉛筆で名前を書き込む非合理さ。この1日のためにとんでもなく人がいることから見直してください。

DX化しなければ未来はないと頑張って投資をしている中小企業で働く人の未来を作ってあげてください。面倒だから前の通りでいいじゃんという風潮を誰かが変えないといけないと思います。都内だけでも17万人の優秀な職員の方がいるのでその方たちもきっと望んでおられると信じたいです。

選挙やDXの専門家でないので、幾分稚拙かもしれませんが、20代の働くことに悩む世代に向けてこのnoteを書かせていただいています。読んだら♡マークを押して頂けると嬉しいです



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