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普通でありたいと嫌われたくないを捨ててみると違う世界が見えてくる

私は北関東の田舎の町の社宅で生まれました。3億円事件があるまでは給与は現金。25日の給料日には、父の帰りを玄関で待ち「ありがとうございます」と家族で迎えるのが社宅暮らしの我が家の日常でした、

家電の工場に勤務しながら我が家にはエアコンもなく、父は軍の払い下げの黒い自転車で工場の朝夕のサイレンとともに通っていました。

ただひたすらに家族のために働き謙虚に質素に生きる両親に貧しいながらも愛情いっぱいに育ててもらいました。そして不思議なことに私の場合は幼稚園も工場付属幼稚園出身。これがとてつもなくつまらない2年間でした。

なぜならば親が勤務するメーカーの会社の地位がそのまま子供に移行しちゃうのから。出席番号は親が偉い順。幼い私でもそれはいくらなんでも違うと思っていました。集団行動に行列。みんなと同じ。親や先生は「人並」と「普通」を求めます。

大企業の社員として父は敵を作らない穏やかな性格。私自身も一度も怒られた記憶がないほど子煩悩で優しかったです。しかし子供たち3人も普通に就職して普通に家庭を持ち、普通に家とかを建てて暮らすと思ていたかもしれません。しかし組織を出た私を専業主婦だった母は生きていたら心配でしかないと思います。そして生前父も会社員じゃない私をいつも控えめに心配していました。普通じゃないから。

周りはみんな家庭をもち子どもがいます。私は親が考える普通に人並みにができなかったけど、普通を意識しなくなったらとてつもなく幸せになれました。

そしてもう一つ変えたのは「嫌われるのを気にしない」です。周りに役に立つためには、必要なことを正しく伝えて、嫌なことも言う必要があります。

必要以上に嫌われる必要はないですが、でも人気者でいることは仕事場ではあまり意味がいなのです。性格のよい仕事のできない人になり、どうでもいい人になるよりは絶対真実を語れる役に立つ人になったほうがいいです。長く働くためには謙虚に学び続けて、なるべく何もやらないズルい人にならないようにした方がよいです

私は迷ったら行かないを座右の銘にしています。迷うのは潜在意識がNOと言ってるから行かないで1人でいたほうがいいからです。

私は仕事でたくさんの方と知り合います。つながるという奢った思考と好き嫌いという感情を捨てるようにしています。仕事は好き嫌いという尺度で見てしまうとブレます。嫌われたくないを捨てたら相当幸せで自由になれました。

普通を意識し過ぎない。嫌われるのを怖がらない。つるまない。1人に強くなる。合わない人とは距離をおく。議論し過ぎない。周りにはお節介なほど親切にする。人と較べない。足りないを数えない。自分で考え正しいことを正しくやる。そうしたら不思議と自分の人生が戻ってきます。誰かの目線を意識して生きないほうが幸せです。

一度きりの人生だから普通を意識するより、幸せを意識して幸せになってください。働く場所は好き嫌いじゃなく役に立つかどうか。隣の席の人に役に立つように働いて生きれば幸せが来ます。人生はたくさんの人気ものより近くの人と仲がよい方が良いんです


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