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2021年8月の記事一覧
小さなわたしに出会う
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ふたをしていたところが
コトン、と音を立てた。
「わたし」は「わたし」なのに、
「わたし」じゃない...?
川瀬はる
「私をとり戻すまでのふしぎな3日間」
この感覚、知ってる。
最初は大好きなひとに好かれたい、
それだけだった。
気づけば、なんだか息苦しくて
薄い綿で包まれたようになっていた。
その記憶はわたしの中の奥のほう、
小さなふたをした場所にある。
そんなことを思い出して
いま、お借りしています
いつから、そんな風に思うようになったのだろう。
子は天からのあずかりもの。
我が子ではあるけれど、
親の所有物ではない。
そんな当たりまえを「お預かりしている」と思ったとき、
自分のなかで子どもに対する考え方がフィットした。
どんな子どもも神様からお借りしている。
あの子はあの家に、この子はこの家に。
縁あって我が家にやってきたのだから
大切に大きくして巣立たせるのだ。
そのことをその