いま、お借りしています
いつから、そんな風に思うようになったのだろう。
子は天からのあずかりもの。
我が子ではあるけれど、
親の所有物ではない。
そんな当たりまえを「お預かりしている」と思ったとき、
自分のなかで子どもに対する考え方がフィットした。
どんな子どもも神様からお借りしている。
あの子はあの家に、この子はこの家に。
縁あって我が家にやってきたのだから
大切に大きくして巣立たせるのだ。
そのことをそのままに子どもたちに伝えている。
産んだとか産んでないとかも関係ないのだよ、と伝えたことが
どこまで伝わっているかはわからない。
最近、そんな話をしていなかったのに
「ままもかみさまからのあずかりものよねー」
と、ムスメに言われて思い出した。
そうでした。
大切に育ててもらい、
巣立ったから今があるのだ。
我が家の子どもたちも、預けられ、育てられ、いつかは巣立つ。
いまは、その道の途中。
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