プライベートシステム再構築。(オーディオのお話)
THORENS TD320がキッチリとメンテナンスされて戻ってきました!ちょっと気になっていた症状がぜーんぶ改善されて、もう最高にゴキゲンです。ついでだからトーンアームもシッカリと再調整しました。
TD320をセッティングしていたら、ヤル気がモリモリでてきてしまい・・
というオジサンの日記であります、今号も。
*TD320のメンテナンス。
1.やってもらった編。
腕利のビジネスパートナーに、ウチのターンテーブルをメンテナンスしてもらうと数号前に書きました。で、戻ってきましたよビンビンになって。すごく調子が悪かったワケではないのですが、以下事案が気になっていました。
・回転ピッチがビミョー。ドライブベルトを取替えても直らず。
・内部の電気パーツの劣化が気になる。
・トーンアームの分解清掃をしたかった。(自分じゃやりたくない)
2.自分で出来るもん編。
メンテナンスしてくれたエンジニアさんは大阪在住です。どれほど厳重に梱包しても、ワタシの事務所(世田谷)までの道のりで、TD320には相当の輸送ストレスが加わっているはずです。なので早速開梱して様子をみてみましたが、なんとスプリングなどのセッティングはほぼズレていませんでした。よかった!
さあ、アームの調整に取り掛かります。これは自分でやりますよ。
上記以外にも、アームの調整で必要な事項は全部やり直しました。よっぽどのコトがない限り、もうこれでTHORENS TD320とSME 3009 S2 ImprovedとELACのカートリッジ(予備針も持ってる)は一生使えるでしょう。こういう古いモノをキチンとメンテナンスしてくれる主治医がいて、本当によかった。
プライベートな趣味オーディオとして、アナログレコード再生のターンテーブルはもうコレでいいや。仕事の検証用としてはSL-1200 Mk7がいるからね。いわゆる『上がり』ってヤツです。
と、言っておこう。『もうコレでいいや、上がりだ』と。By 二枚舌。
*そしたらスピーカーも取替えたくなった。
アナログレコードの再生環境をキチンと整頓したら、スピーカーも気になってきた。
オーディオっていうのは機器の選定だけではなく『リスニングスペース』との兼ね合いがとっても大事です。ウチの狭い事務所に4301Bはオーバーサイズかもしれないと、実はちょっと思っていました。80年代には『小型モニター』とカテゴライズされていたスピーカーですが、20cmウーファーを搭載しています。今の住環境においては全然小型ではありません。
個人所有物として、最も長い時間ワタシの手元にいるスピーカーは、HarbethのP3ESRです。このスピーカーでモニタリングして、たくさんのリマスター仕事もしました。今となっては旧型モデルですが、全然気に入っています。
最近メインで使うアンプも変わりましたからね。(後で関連URLを貼ります)
機器マッチングとしてもワタシの嗜好としても、いまはP3ESRが肌に合っているのかもしれません。
身の丈、というか部屋の丈というか。
ウチの事務所ではP3ESRが適切サイズのようです。デスクトップではREVOXのPiccolo MK2がちょうど良い。
カートリッジとか細かいイロイロでまだ欲しいモノはあるけど、ワタシのプライベートなオーディオシステムは、一旦コレにて一件落着。By 二枚舌。
*コレ、良いですよ。(音楽紹介)
Everything But The Girlの『Idlewild』というアルバム、ずーっと好きでした。CDしか持っていなかったのですが、先日、お茶の水のDisk Unionさんでオリジナル盤を発見してしまったのでお持ち帰り。せっかくイギリスのスピーカーを設置したのだから、まずはイギリスのアーティストを聴こうかなって。とっても良いアルバムですよ。
*コレ、よかったら観てくださいまし。
過去にこんな記事や動画を投稿しております。前述アンプについても。
よかったら観てやってくださいませ。
・最近使っているアンプについての投稿。
・Harbeth P3ESRについて語っています。
今週もお付き合い下さいまして、ありがとうございました。
ではまた。
2024.4.24
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