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子育て日記(27)生後1年振り返り⑨父親一年生

2023年3月9日 ウチの娘は無事1歳になりました。
自我が少しずつ芽生えてきていると感じていますが、性格はどっちの親に似るのかなと考えています。簡単に言うと母親はキッチリ、しっかりしています。父親はのんびり、ダラダラしています。母親は比較的社交的で、父親は仕事では外面を作れますが、元来は人見知りなので何気に似ているところは無かったりします。いいとこ取りをしてもらえるのが理想ですがどうでしょう。
さて、今回の振り返りです。

父親を自覚する、母親を自覚するとか
子供を可愛いと思うようになるとか
タイミングは結構違うらしいというのは本やネットで見かける内容でしたが、1年を過ぎてみてやっぱり差はあるんだろうなと感じています。
自分のお腹の中で動いていたり、大きくなっていくことを身を持って感じ、痛い思いをして生まれてきた娘に対する思いと、
奥さんのつわりが大変そう、出産後のダメージが大変そうと身体的には大した負担をせずに出会えた娘に対する思いにはやはり差はあるんだろうなと思います。

また、生まれてから娘と一緒に過ごしている時間の違いも大きいかなと。細やかな成長の過程を見ていないので「かわいい」ところしか見ようとしていないかもしれません。限られた時間の中で接していると本当に大変なところ「ネガティブ」なところは見ずに済んでいるので、逆にプラスの部分のギャップが少なく感動が少なくなっているのかなと。

娘の扱い方についても自分はまだ恐る恐る接している部分があり、厳しい言葉や態度を娘に対してぶつけたことはありません。
(実は奥さんに対しても同様で、まだ家の中で遠慮して過ごしているのかも…。いや、気遣いができているということにしておきます( ̄▽ ̄))
真剣味が足りないと言われても仕方ありませんね。

あと自分が家の中で出来ることは何だろうと考えることもあるのですが、具体的に「コレをやる」ということを自分で決めてやることは無かったです。そういうことについても基本的には奥さんに伺いを立ててからやろう、自分よりもしっかり考えているハズだから適当な意見は返って迷惑かもしれないという考え方になっています。
他の人や奥さんからすると「もっと自分から発信したらいいじゃない」と一蹴されそうですが、自信の無いことで責任は取れないという弱気の虫が自分の中には住んでいるようです。

先日、2週間奥さんが娘を連れて実家にお世話になっていたのですが、帰ってきたら今まで知らなかった表情や、出来ることがすごく増えていて、結構焦りました。
ただ、2日くらいで何故か今まで以上に娘が懐いてくれました。
それがすごく嬉しくて急に「自分の子供」という意識が強くなってきています。
もう少し自分の好きなように接したり、奥さんを休ませて娘と2人で出かけるようなこともしてもいいのかな、と思うようになりました。

一方でコレが父親になったからかどうかは分かりませんが、この1年の間に感情が揺すぶられ涙を流すことがかなりたくさんありました。
娘が離れる時に泣くのを見るだけで悲し嬉し泣きしてしまったり。
里帰り出産中に奥さんの実家に行ってから帰る時に疎外感を感じて泣いてしまったり。
仕事でも異動の時最後に職場を去った後の帰り道で涙が溢れたり。
社会人になって20年以上、ほぼ泣くようなことは無かったはずなのに、この1年で10回くらいは涙を流したかもしれません。但し、見られないようにしていますが。
少し人間味が出てきたのかな(^^;

父親一年生は終わり、二年目に入った訳ですが、その中で自分がどのように娘と奥さんに向き合っていくかはある程度流れに任せていくしかないと思います。
自分ではしっかり子育てに参加していると思っていても、そんなことは結局自分で評価するものでは無いと思っています。数年後に奥さんにあの時どうだったか聞いてみようと思います。その時褒められるとまた泣いちゃうかも知れません(^ ^)

今回はここまで。

次回で振り返りは終わりにしようと思います。
予定では娘の1歳の誕生日までに終わらせるつもりだったので
2ヶ月も遅れてしまいました。
その中でも書けるネタが増えてきていますのでもう一度ペースを取り戻したいと思います。

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