思えば劣等感の塊だった。
思えば劣等感の塊の3年間だった。
サークルでは後輩にできない先輩だと思われている負い目があった。
尊敬する先輩のようにもっといい先輩であれば後輩も救ってやれるとおもってダメなレッテルを貼っている。
アルバイトでも同期と比べて出勤も少なく貢献できない負い目があった。
不器用で仕事ができないし、雑談が苦手でうまくコミュニケーションが取れない。働くどころか迷惑だという気持ちが常にどこかにあった。
コロナで社会的に生きる時間が短くなって、負い目たちはいつの間にかなきものになっていた。
それでも今も思い出すと、心が痛い。辛い。
今後もこんな劣等感を抱えながら生きていくのだろうか。
否、社会人になってまで心を痛めている場合ではないのである。
最近は少しずつだが雑談を触れるようになっているし、仕事も目標を立ててそこをクリアすることに集中している。
不思議なことに、そうするだけで負い目は自然と軽くなっている。
何か絶対にやろうと思ったことを1つやり遂げられれば、一度にたくさんのことはできずとも着実に変わっていくことを実感する。
思いつきでやろうと思ったことをやらねばならぬことにしてしまうのは、私の悪い癖だと、今日尊師と話して理解した。
完璧主義はハードルをあげて自分を苦しめるのだ。
日々なにか1つ目標を立て、それを達成できれば、着実な成長への一歩へと繋がる。そう信じて、不器用でも少しずつでも前へ進める自分でありたい。
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