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学びの先輩。

週末は娘のピアノの発表会がありました。
入った頃は1番小さい生徒さんだった我が子もいつの間にか小学校高学年に。
 
毎年、発表会を開催するお教室も多いみたいですが、我が子のお教室は2年に1回くらいです。
今回は挑戦する曲もレベルアップ。難しいから譜読みがなかなか進まなくて。
「こんな調子で本番に間に合うんか…!?」とハラハラした時期もあったけど、何とか本番までに形になり一安心。
「緊張する…」って話していたけど、堂々と弾ききりました。
 
このブログにも何回か登場している我が子が通っていた幼稚園の園長先生。
園長先生であり、ピアノ教室の先生でもあります。
生粋のお嬢様である園長先生は若い頃からヨーロッパに留学し、音楽を肌身で感じて学びを深めてきた方です。
 
御年70を超えるステキナイスマダムの園長先生。
コロナ禍で引きこもっていた時期にYouTubeにハマったそうで。
海外のマニアックな演奏会の動画が無料で観られる、と大変興奮されておりました。
さらに、YouTubeのおかげでバッハ以前の音楽の素晴らしさに気付いた、と。
 
「70年近く音楽と共に過ごしてきて、まだ知らない世界があった。それが楽しい。」とおっしゃっていました。
これまで国内外の最高峰で藝術のいろはを学んできた園長先生。
その園長先生でもまだ知らない世界が広がっている…。
 
「学ぶことは楽しい。音楽は私の人生に無くてはならないもの」と笑顔でお話する姿に感動すると共に、いくつになっても学ぶことは止めちゃイカンと思いました。
 
音楽は楽しむもの。
テクニックやお勉強ももちろん必要だけど、それ以前に「まずは楽しむこと」が第一であると。
 
音を楽しむ、と書いて「音楽」
「音が苦(おんがく)」になってしまっては悲しい、とお話していました。
そうですよね、同感です。
 
園長先生は絵画もお好き。
特にシュルレアリスムが大好きという情報は以前に収集済み。
中でもダリが1番好きなんだって。
 
いつかゆっくりお話を聞いてみたい。

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