読書のススメ。
読書が好きです。
たぶん人生で1番本を読んだのは短大生の時。
学校が遠くて。片道2時間の道のりをバスで通っていました。
往復4時間。めっちゃ本が読めます。
むしろその登下校の時間しか読めなかった…。
短大生だから遊びたい。
夜は遅くまでバイトもしてた。
学校の課題もやらなきゃいけないし、実習もある。
一瞬だけバンドもやってたから、バイトのあとは練習。
…そんな若々しい理由を並べればキリがないけど、
当時は本当に忙しくしていました。
そんな怒濤の日々の中、
登下校の4時間を読書に費やしたのは人生の宝であります。
本だけでなく、バスの隣に座った友人と雑誌を読んで「○○くんカッコイイ」とアイドルの話をしたり、
ファッション誌を見て「高くて買えないよ🤣」と似たようなデザインの服を駅前で探したり。
登下校のバスの中には、ぎゅうぎゅうの学生と青春が詰まっていました。
短大の図書館は大学と兼用で。
驚いたのは館内のキレイさと本の量。
中学や高校の図書室とは比べ物にならないほど、明るくてキラキラした図書館。
地下階から地上階までジャンルごとに並べられた物凄い数の本。
これが大学なのか!!と、感動した記憶。
最終的には司書さんに顔と名前を覚えられ、
入館すると「新作入ったよ」とお声がけ頂くほどの仲でした。
だから卒業する時、この図書館に通えなくなるのが本当に悲しかった。
一般利用の届け出を出すと使用できるらしいけど、
今はこんな状況だから学生以外の入館はお断り中らしい。悲しみ。
当時、ハマっていたのは村山由佳さん。今も好き。
作者名で手に取ることもあったけど、図書館でよくやっていたのはジャケ借り。
レコード屋とかCD屋でよくジャケ買いしてたからその延長で。笑
まず本のタイトルと直感で手に取ってみる。
出だしの一文が気に入ったらそのまま借りるというスタイル。
短大を卒業した今、市の図書館でジャケ借りを続行中。笑
読む時間はぐんと減りましたが、やはり本は良いですね。
今は電子書籍などもあるので、本はデジタル!という方も多いのでしょうか。
賛否両論あると思いますが、
私は紙ページをめくる動作と音と手触りが好きなんです。
もちろん電子書籍も読みます。
でも、やっぱり巡り巡って紙が好きなのよ。
アナログ人間でスマニュエル。
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