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ありのままでいられる場

好きなことがなんでも許容される空気は吸っていて心地がよい。

自分を作り上げることもなく、他者から強要されることもなく、ただただありのままでいればいいのだから。


今日はコミックマーケット97へ参加してきた。

コミックマーケットとは、「イベント内容:マンガ・アニメ・ゲームその他周辺ジャンルの 自費出版(同人誌)の展示即売会」

素人さんが自らの好きを様々が形で発信する。文字、絵、音声、アクセサリーなどなど。

よくあるのは紙媒体の本で有名なアニメやゲームをなぞったのが多いけど、バスの押しボタンなどとってもマニアックなものまである。

参加者は手にとって物をみれるから、本なら中身を読んで、小物なら少し触ってから買うかを決めることができる。

楽しみのが、出店者とも交流できること。

なんのキャラが好きなのか、どうやってこの作品を思いついたのか…値段500円のモノには作り手のストーリーが詰まってる。

この場が大好きなのは、人々の「好き」に触れてエネルギーを受け取ることができること、趣向の幅広さを肌で感じることができること。

1日の参加者は20万人もいるのて、混んでいて欲しいモノに猪突猛進するシーンも見られ殺伐ともしてるけど、根底には「みんな」でこの場を楽しもうって空気が流れてると思う。

ここにいると自分がどんな人間であってもいいんだ…何かに包まれた気分になる。許された気分になる。

好きなことを楽しんでいる笑顔、好きの多様性を目の当たりにしているからだろうか。

大々的な場は作ることが難しくても、相対している人へはこんな自由さを感じてもらえるような懐の深い人になりたいな。

どうだろう。ありのままでいられる場所、ありますか。作っていますか。

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