褒められる努力をするのではなく、褒める努力をしてみよう
こんばんは、エビフライです。
本日はわたしが人と接する上でいつも意識している考え方をお話しさせていただこうかなと思います。
相手のことを好きになる時
皆さん、最近誰かに褒められましたでしょうか?
普段、人から褒められることってあまりないですよね。
反対に日頃から褒められている人はとても素敵な人たちに囲まれて、恵まれた環境にいらっしゃると思います。
ところで、誰かのことを好きになる時って、どんな時が多いと思いますか?
自分と誰かの思考が似ていて親近感を感じた時、相手の雰囲気が素敵だった時、容姿や声が自分好みだった時、もしくは自身を顧みずあなたのために親切にしてくれた時、などなど。
わたしは”誰かに褒められた時”に、相手のことを好きになることが多いです。
たとえお世辞に聞こえたとしても、誰でも褒められると嬉しいものですよね。
褒められることに慣れていない人は、ドキッとしたり、相手が本心で言っているのか疑ったりすることもあるかと思いますが、自分が認められているという気持ちになって嬉しくなると思います。(あと、誰から言われるかにもよりますが。。。)
自分が嬉しいということは、こちらが褒めてあげたら相手も嬉しいんですよね。嬉しくて褒めてくれたあなたのことを今までより特別な存在として意識し始めると思います。
1番すごい才能は、人の才能を褒められる才能
ということは、誰かに好かれたい、関係性を良くしたい時は、相手のことを褒めてあげることがとても効果的かなと思います。
親近感や雰囲気、容姿などは相手の好みなどに左右されてしまうことが多く、こちらでコントロールが難しい部分が多いですが、褒めることはあまり相手に依存しなくてすみます。
当然、嫌いな人から褒められると微妙に感じる方もいらっしゃるとは思いますが、たまに嫌いな上司から仕事を褒められたりすると、イラッとしながらも少し嬉しかったりします。(少なからず印象が悪くなることはないです)
さらに、褒めることによって相手との関係性が良くなるだけではなく、褒められた相手の中に残った嬉しいの余韻が、その後の行動にも大きく影響してきます。例えば、物事を前向きに捉えるようになったり、いつもより周りの人に親切にできたり、褒められた人の周りの人にも良い雰囲気が伝染していきます。
褒められる努力をするのではなく、褒める努力をする
「褒められる努力をするのではなく、褒める努力をする」
以前読んだ斎藤一人さんの本に書いてあった一節です。
これを読んだ時、ハッとしました。
わたしを含めて多くの人、たとえば、初めて人をマネジメントする立場になってメンバーとの接し方に悩んでいる人、どうしたら周りのみんなのモチベーションを上上げられるか四苦八苦している人など、実は誰かに協力してもらったり、人から好かれることに突出したスキルは必要ないんです。
そうです。相手のことを褒めればいいんです。
自分が褒められる努力をするよりも、一緒に働いている周りのみんなを褒める努力をすることの方が何倍も効果的だし、素敵なことなんだと気付かされました。
(そして自分が褒められるよう努力するより、誰かを褒める方が楽ちんです)
才能は褒められる場所に集まってくる
子供からお年寄りまで年齢や性別に関係なく、そしてどんな仕事をしている人でも、みんな褒められたいんです。褒められることにWelcomeじゃない人はいません。
そして褒めてくれた人に対して好意的になります。その人のために何か自分ができることはないのか頭が回り始めます。
”人は好きな人のために働く時、100%以上の能力を発揮します”
自分に好意を寄せてくれていて、やる気に満ちた人に囲まれていれば、なんだって出来る気がしませんか?
そのために私たちに必要なことは、褒める才能に磨きをかけることです。
誰かのことを褒めることが照れくさい人。崖から飛び降りる気持ちで一度褒めてみてください。失うものは何もありません。
周りに褒められる人がいないという人。今日もちゃんと出勤してくれたこと、いつもの作業をいつものようにこなしてくれたこと、誰に対してだって探せばいくらでも褒められるところは見つかりますよ。
”見た目などの目に見えることではなく、行動を褒めてあげること”がポイントです。
そして、褒めるという行為ですが、実はこれ、褒めている本人も気持ちが良いことに気付くはずです。
ということで、
もしよければ、誰かのため、自分自身のため、そして皆が良い雰囲気で仕事が出来るよう、これからは褒められる努力はほどほどに、周りのみんなを褒める努力をしてみませんか。