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ライフタイム・バリューに思う、飲食店でのこと。50代のWEBマーケティング修行 Day-5

ライフタイム・バリュー(LTV)とは?

今日授業で学んだ言葉。

ライフタイム・バリューとは、商品を購入したお客様が、
その後生涯で、自社にどれだけお金を落としてくれるか?
という、お客様一人当たりの生涯獲得売上をいう。

例として、あるスポーツジムは会員になると三年間は在籍する。
よって、売上予測や様々な広告を採用する際の基準に用いて・・・

と、WEB解析上の、指標となる数字として、この言葉を教わりました。


飲食店でのLTV

この授業を受けながら、飲食店時代に経験した事が頭を駆け巡ってました。
飲食店も、お客様はいつか来なくなります
それは、お客様の人生のステージが変わる度に、
車が変わっていくようなものと同じです。

幾つものコンセプトのお店を持つような大きな会社では、
それぞれのステージにおいて、合致するお店があると思いますが、
個人店の場合では、そういう訳にはいきません。

逆に個人店での強みは、お客様との関係性の構築です。
地元の人との、かなり近しい関係構築のおかげで、親近感とは少し違う、、、連帯感に近いという言い方が一番適しているような関係で、
ずっと仲良くさせて頂いているお客様もいます。

しかしながら、関係構築ができた後に、
実は明日引っ越しするので、最後に挨拶に来ました
と、幾度となく言われました。

山手線が最寄り駅だったお店でしたので、
子供が産まれて、郊外でのびのびと育てたい。
や、家を郊外に買いなおした。とか、
結婚で一緒に住み始めるので引っ越しする・・・など、
その地域を離れられる事例がとても多かったのです。

海外のお客様で、赴任して来られていたご家族も、
当然帰ると分かっていたケースではありましたが、
やはりその時が来ると、とても寂しかったのを覚えています。


仲の良かったお客様のGoogleMapのコメント


飲食店においてのLTVは、そのお客様の、
その時のステージにおいて寄り添っていたお店という立ち位置で、思い出の一ページになっているという、その英語の言葉通りの、
Lifetime Value(生涯価値)であってくれると嬉しいなと思い返していました。

授業を受けながら、その言葉に触発されて浮かんだお顔の数々。
もちろん自分にとってもLTVだったと、感謝しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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