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シネマ⊿ライフ014 : ブレードランナー

BS日テレでの2021年12月4日の再放送前に投稿。

1. 2019

 1982年に公開されたブレードランナーは、フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(原題:Do androids dream of electric sheep?)を原作としたSF大作である。監督のリドリー・スコットが来日した際に訪れた新宿歌舞伎町に影響を受け、作中の風景に日本語が多く描かれている。DVDを借りて息子と見たが、終始暗いタッチの映画で、息子は最初に「2019年11月の時代設定は甘いな。」と言ったのみで、途中から爆睡していた。

2. 2049

 ブレードランナーから、35年の時を経て生み出された続編が公開された。リドリー・スコットは今回は製作総指揮を務め、前作から30年後の2049年の世界を舞台とし、現実の時間の経過とリンクしている。新人ブレードランナーの“K”が、新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカードを探す物語が描かれる。前作の主人公デッカードを演じたハリソン・フォードが頃合いの年を取った同役で出演している。

3. PG-12

 文化の日、イオンシネマで、12時から3時間の放映を息子と見に行った。DVDではほとんど寝ていたので、人造人間(アンドロイド)の名称である“レプリカント”の事すら、サラリーマンへの当てつけともとれる”マネージメント”と誤って言っていた。映画はPG-12“12歳未満の方の観覧には適していない部分があります。親又は保護者の助言・指導が必要”に該当していたが、ギリギリで見られた。ただし、話の展開がコロコロ変わって、木の枝が分かれていくようで、内容にはついて行けなかったそうである。三回ぐらい睡魔が来たらしい。ただ、ハリソン・フォードの出番が遅いと感じたのは私と同じ思いだった。スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明けでもすぐ殺されたが、今回も出番を少なくして高い出演料を抑えたのだろうと、映画の裏事情にはしっかり推測を立てていた。

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