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【ゼロから広報】ターゲットメディアは細かく設定し、ちゃんと管理する

こんばんは。ゼロから広報テーマは少し更新の間が空いてしまいましたが、今日はメディアアプローチに関する一節を。

ターゲットメディアは細かく設定すべし!

ターゲットメディアって、雑誌でいうと、『女性ライフスタイル系とか、ファッション系を狙いましょう』とか『ビジネス誌を攻めたいですね』とかよく聞いたりするんですが、それだけだとちょっとばっくりしすぎです。私の場合はもう少し細かく設定したほうが理想的な露出に繋がると思っています。

目標の細分化とリスト化

カテゴリー・ジャンル → 媒体名 → コーナー名や企画名
👆
連載や継続企画の場合には、どの頻度なのかもチェック〜

大体の場合、きちんとアプローチしきれずに成果に繋がらないと思い込んでいるケースが多いです。そのため私の場合は、スプレッドシートなどで他のスタッフの方と共有しながら、リストで管理。「これに出たい」的なウィッシュリストを作っています。

💡PR会社さんと契約されている場合でも、明確に協力依頼を出すとその通りに動いてくれたりするはずです。(多分)もし露出に繋がらなかった場合には、理由も含めてフィードバックしてもらうといいですね。

もしも明確にメディア露出を獲得したいのであれば、一つずつ確実に潰していくように「行動」の総量を上げていく必要があります。(個人的にメディア露出の成果は行動量と相関があると信じています。)

そのためには、まずコーナーまで知っている必要があります。雑誌に限らずテレビも同じです。「バラエティに出たい」だけでは漠然としています。どのバラエティ番組に出たいのか、その中のどのコーナーに出たいのか、どういう人がそのコーナーに過去出ていたのか、など少しずつ掘り下げていくと、どういうアプローチをしたら興味を持ってもらえる可能性がありそうなのかがわかってきます。番組のHPを見たり、SNSを見たら何かヒントになるようなものが転がっている可能性もあります。また、過去出演した方のSNSとかを拾っていくと、出演のきっかけをご丁寧に披露してくれていることも意外とあるのです。(便利な時代や〜。ついこの前も、友人が「●●さんが番組とのご縁をくれて、この番組に出られました〜」ってつぶやいてもうてましたわ。)

※取材の際に、ディレクターさん・編集部さんなどから情報収集もできるので、私はコーナーリピートも結構あったりします。1月・2月は2ヶ月連続で夕方ニュース番組の某コーナーへ別々のクライアントを同じクルー班に取材してもらい露出しました。

ふわっとさせない

そういったところから、切り口のヒントを見つけて、しっかりとアピールすることができれば採用確率は高まるはずです。もちろん簡単なことではありませんが、「なんとなくアプローチしている」だけでは、なぜ成果に繋がらないのかが一向にわかりません。

しかし、明確に目的を持って一定の行動量を積み上げると、仮にうまくいかない場合でも、その原因を突き止めやすくなります。

例えば、昨日は4月にアプローチしたある雑誌の某コーナーから、掲載のオファーをいただきました。なんと約1年越しです。この場合は、売り込んだ商品がコーナーと親和性が取れていないというより、1号に1アイテムしか紹介できないという競争率に勝てなかったのが理由であることがわかりました。

そのため、ターゲットメディアは一覧表などにまとめて管理をし、いつ・誰がアプローチをし、その返事がきたかどうか、返事が来ないなら時間をおいて、作戦を練り直して再アプローチしたかどうかなどを記録します。プロセスを明確にしておけば、広報がよくわかっていない上司にも、きちんと説明ができますし、自分たちの欠点や行動特性なども把握できるかもしれません。(会社員広報さんには特におすすです)

まとめると、

①ターゲットは詳細に設定をし、狙いを明確に定める(プラン)
②ターゲットには確実にコンタクトする(ドゥー)
③コンタクトの結果は全て記録して分析(チェック)
④分析結果を元に深く刺す=アプローチ!!!!(アクション)

そう、ちゃんとPDCA回さなきゃって当たり前に行き着くのですよ。でも、「リリース打ったんですが、ターゲットメディアには興味持ってもらえませんでした」みたいに、ふわっとやって有耶無耶になるケースは非常に多いと思います。勿体無いですよね。

自分自身への喝も含めて、ちゃんと行動しましょーー!っは〜い!

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