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みんなを虜にするGRIPオリジナルドレッシングの秘密

GRIP各店舗では、ランチタイムに提供するサラダ用のドレッシングを、オリジナルで用意しています。今や、一つの”名物”的存在になっており、店頭販売やネット販売も行っていることから、ありがたいことにドレッシングファンも多くいらっしゃり、定期購入いただくケースも少なくありません。(しかも先月から価格改定でお安くなってます!1200円→980円)私たちを象徴するプロダクトの一つですが、なかなかこのこだわりをゆっくり語る機会がないので、この場をお借りしてご紹介いたします。

珍しい食材の取り合わせ

お客様からは「これ、何のドレッシングですか?」と尋ねられることも多いですが、これは新たまねぎと大葉のドレッシングなんです。ちょっと珍しいですよね。新玉ねぎは淡路島産のものを使用していますが、淡路島の新たまねぎは特に辛味がなく、高い甘味を持つことでその品質に定評がある産地です。この淡路島玉ねぎの甘味を最大限に活かしつつ、広島でつくられる有機大葉の爽やかな香りを添えて仕上げています。味わいはもちろんですが、この風味がグリップドレッシングの生命線とも言えるのです。そのため、できる限り風味を殺さぬよう非加熱でボトリングしている生ドレッシングです。

文字で読むと味が強そうな印象も受けるかもしれませんが、ドレッシングは野菜をより美味しく食べるためのものです。主役・脇役という優劣の考え方はしていませんが、フレッシュな野菜の味がドレッシングにかき消されてしまうようでは意味がありません。たっぷりとかけても野菜の味を邪魔しない絶妙なバランスには非常にこだわっています。

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というのも、ほぼ全ての食材において、私たちは直接産地とつながり、生産者からダイレクトに仕入れています。現在は50を超える生産者とのネットワークが築かれ、各店舗の現場スタッフが担当生産者と蜜なコミュニケーションを取りながら、収穫時期・収穫量・出来栄えなどに合わせて仕入れ量・品目を決定しています。生産過程を理解した上で食材を使いますので、どんな食材もその良さ・魅力をお客様に届けたいと思っています。ドレッシングも野菜もハーブも、全てが主役となれる一皿に仕上げることを常に意識します。そのためドレッシングとのバランスを重要視するのは当然のことです。

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フラットな関係性で事業に取り組む

ちなみに、ドレッシングはもともとレストラン内でスタッフが手作りしていました。しかし現在は店舗も増え、販売分も含めてかなりの量を使用するため、徳島県の事業者さんとパートナーシップを組んで製造をお願いしています。これは単なる「製造委託」ではありません。丁寧で誠実なものづくりをされる徳島の皆さんと、それを最高の状態で提供するレストラン側の私たちとの信頼関係の証です。委託元・委託先という立場の分断ではなく、ものづくり・サービスという役割の分担を前提にしており、そこにはどちらもプロフェッショナリズムが存在します。

レストランは、どこかの土壌で、何かの芽が息吹くところから既に始まっていて、多くの人の関わりによってようやく成り立っています。そのことを忘れないためにも、GRIPグループでは地域や事業者、人との関わりと繋がりをとても大切にしています。

そんなことを、ドレッシングがたっぷりかかったサラダを食べながら思い出していただけたら嬉しいです。

▼ドレッシング取り扱い店(店頭にてお買い求めいただけます)


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