【動画とレシピ】食べる胃腸薬〜キチュリを作ろう
小麦粉ごはんと体の倦怠感の関係性
おうち自粛が続くと楽しみといえば料理。
楽しくなくても少しでも楽しくしなければならないのが毎日の料理。
お米のコーナーには在庫たっぷりなのに、粉のコーナーはすっからかん。
それを見て思います、世の中のおかあさんたち。自粛とか無理なお子さんをなだめるなら一緒におかし作りとか、鉄板だよね...
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ではなくて、みなさんの胃腸が消化不良になっていないかということです。
「小麦粉が敵」ではないのですが、日本人の身体は一般的には小麦粉の代謝がスムーズになるようにはできていません。
アーユルヴェーダでは「サートミヤ(慣れ)」といって3世代前から食べ慣れているものを食べることが消化に良いとされています。
それでいくと、小麦粉よりもお米の方が食べた後の身体が楽ということになります。
実際に食べていてどうですか?パンやパスタなど小麦粉主体の食事が続くと、
・身体がだるくなる
・にきびができる
・頭痛がする
・そもそもお通じがでない
・お通じがカサカサの乾燥性便秘になる
と言った感じになっていないでしょうか?
この場合は消化しきれなかったものが体内に溜まっている証拠なので、小麦粉はいったんお休みして、今回紹介するキチュリを試してみましょう。
キチュリは断食ごはんに最適
シンプルな食材でさっと作れるアーユルヴェーダのおかゆで、ムングダールという栄養価の高い緑豆のひきわりのお豆が入ります。
日本のおかゆでも十分胃腸が休まりますが、ムングが入ることで、栄養もしっかり摂取して、お休みができるんですね。
これは断食ごはんとしてもぴったりなので、新月や満月など、バイオリズムに合わせて晩ご飯をキチュリにしたり、1日を通してキチュリを食べたりしてみてください^^
それではレシピをご紹介します!
今回はアスパラガスのキチュリ。アスパラガスはアーユルヴェーダでもっとも良い食材の一つで、どんな体質の方にも等しく栄養となるとされています。アスパラの出汁もとって、あますことなく食べてくださいね。
【レシピ】アスパラガスのキチュリ
●材料
・ムングダール 1/2カップ
・バスマティライス 1/2カップ(白米で代用可)
・もちきび
・玉ねぎ 1個
・にんにく、生姜をひとかけ(みじん)
・トマト 1個(小さめカット)
・ギー 大さじ2
・クミンシード 小さじ1/2
・フェンネルシード 小さじ1/2
・ターメリック 小さじ1
・アスパラガス 2-3本
・アスパラガスの茹で汁 適量
・岩塩、黒胡椒 適量
●作り方
1. (できれば)ギーをつくる。市販品でもよい。
2. アスパラガスを下茹でする。穂先以外は小口切り、穂先は半分にカットする。剥いた筋も茹でてから、茎と穂先を茹で、茹で汁はとっておく。
3. 鍋にギーをしき、クミンシードとフェンネルシードを加えて香りを移す。
4. スパイスがシュワシュワ言い始めたら、にんにくと生姜を加えて、炒めながらさらに香りを移す。
5. 玉ねぎを加えて、半透明になるまで炒める
6. トマトを加えて、軽くつぶしながら、水気がある程度飛ばすように炒める。
7. 弱火に落とし、ターメリックを混ぜる。
8. あらかじめ、さっと洗って浸水しておいたもちきび、ムング豆、バスマティライスの水気をよく切り、鍋に加え、よく混ぜる。
9. 岩塩小さじ1程度を混ぜ、アスパラガスの茹で汁を加える
10. 中火に戻し、25分くらい煮る。豆がドロドロになるまで煮るので、途中水が足りなくなったら水分を足す。
11. 全体的にどろどろしてきたら出来上がり。味を見て岩塩を足し、アスパラガスの茎部分を混ぜ、器に盛る。
12. アスパラガスの穂先を乗せ、胡椒をふる。ギーをお好みで小さじ1/2杯程度混ぜる。
13. <食前の生姜>生姜を薄切り一枚に岩塩をぱらり、レモン汁を搾ります。これを食べてから上記のキチュリを食べると、さらに消化促進効果が期待できるのでおすすめ。
↓できあがりはこんなにトロトロ。芯からほっとします。
動画も撮影しました^^(料理バトンというリレーで作ったのでタイトルがそうなってますが気にしないでください)
youtubeチャンネルの動画は増やしていく予定なので、チャンネル登録してもらえるとうれしいです♪
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【レシピの作り方】身体と心を整えるアーユルヴェーダ料理
eatreat.で月に1度開催する料理教室のオンライン版。「胃腸を休めるレシピの作り方」などテーマに沿って生活と食事のレシピを動画付きでお…
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