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タバコのロゴが、カッコいいⅢ。(ゴロワーズ編)

レーシングシーンを彩ったカッコいいタバコ・ロゴ紹介。今回は"青シバリ"編の3回目、ゴロワーズ編です。

1回目(ロスマンズ編)はこちら
2回目(ジタン編)はこちら

3. ゴロワーズ

さて、同じフレンチ・ブルーのパッケージで、彼の国ではジタンと人気を二分するブランド、ゴロワーズ。

こちら、旧ロゴ。↓

↑一瞬、何の図柄かわかりにくいですが、実は翼の生えた兜で、

"古代ガリア人の騎士の防具"

だそうな。

ゴロワーズといえば、フランス人ライダー、クリスチャン・サロン。80年代後半に、ソノート・ヤマハチーム(現フランスヤマハ)のYZR500で活躍。↓

↑バイクとツナギのカラーリングのコンビネーションもバッチリ決まってます。

この人、名前もヘルメットもカッコいいんです。声に出してみてください。

"クリスチャン・サロン"

ですよ。名前だけで、すでにスター性があるね。
弟のドミニク・サロンもバイクレーサー。マスカラスとドスカラスのような神秘的カッコよさ(全然関係ないけど。とにかくスーパー兄弟っていうのは、いつの時代も憧れの存在だ)。

ヤマハは市販車でもこのカラーリング使ってました。↓

ヤマハとゴロワーズの組み合わせでは、2004年のMotoGPでバレンティーノ・ロッシが年間9勝!を挙げてチャンピオンを獲得したYZR-M1のカラーリングも記憶に新しい。青に黄色の差し色は、まさしくソノート時代のカラーを思い起こします。↓

MotoGPもコロナウィルス騒ぎで2020年のレース日程が延期になっています。早く観たいんですが、こればかりは仕方ないですね…

そして忘れちゃならない、ラリー界の圧倒的チャンピオン。↓

シトロエン・クサラ・WRC。

これに乗ったレジェンド、セバスチャン・ローブは2004年から前人未到のドライバーズタイトル9連覇。

戦績的には圧倒的な名車

なんですが、いかんせん、デザインが上から押しつぶされた饅頭のようで…(ファンの方すみません)。
シトロエンのこの次の世代のマシン、C2 WRCも、何だかなぁ…というデザイン(個人的意見、重ね重ねすみません)、さらに、

"どうせまたローブの圧勝でしょ"

という雰囲気も相まって、私にとってはWRC暗黒時代だったワケですが…

御多分に洩れず、タバコ広告規制の影響でロゴは「GO!!!!!!!」に書き換えられ(Q.さて「!」は何個あったでしょうか?みたいな笑)…しかし思い切りの良い書き換えだ。↓

しかしこのスペル(GAULOISES)で"ゴロワーズ"とは読めんわなぁ。仏語、ムズカし。

いやー、青シバリだけでもまだ終わらないこのシリーズ、次回に続きます。

それでは、またー。



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