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怒りの感情を徹底的に深掘りしてわかったこと


最近、家族に対して近年まれにみる大ブチギレ🌋をかましてしまいました。

今でも思い出しては自分でもびっくりするほどイライラしてしまうのと同時に、

もう何年も、ずっと同じことで怒っていることにようやく気がつきました。

そしてふと、

ああ、これはもう“いい加減気づきなさい”というサインなのだなと感じたので、

今回はそのことについてシェアしようと思います。




さて、結論から言ってしまうと、

私は今回のことで、

自分に対してずっと怒っていた


ということに気づいたのでした。




この世の出来事はすべて心の投影です。

言ってしまえば、お笑いのコント・・・のようなものです。

同じ現実を見ているようで、実は人によって受け止め方は違います。

つまり、この世の出来事はすべてフィクション・・・・・・でしかないのです。


私たちは他人を見ているようで、そこに自分を見ています。

自分の中で問題が起こっているので、外の世界でもその問題を見出してしまうに過ぎないのです。


つまり、

“もっと私の話を聞いてよ”

と、まわりの人に言っている場合、それは自分に対して言っているのです。

もっと私のこと見てよ
もっと私を認めてよ
もっと私を褒めてよ
もっと私を愛してよ

家族や恋人や友達に投げかける思いはすべて、自分に対して感じていることなのです。

私たちは、自分が自分のことを愛することができないので、代わりにまわりの人から愛されようとしてしまいます。


自分が自分のことを愛することができないというのはどういうことかというと、

まるでお客さんが来たときに、『ちょっと邪魔だから奥の部屋に行ってなさい』と親が子どもに指示するように、

自分が自分をないがしろにしてしまっている状態と言えます。

そこで人は、自分に対して怒りの感情を抱きます。

バカにするな
見くびるな
ないがしろにするな
私を誰だと思ってる

そして、その怒りの感情の奥深くには、

ねぇ、もっと私のこと愛してよ
どうして私を愛してくれないの?

という哀しみが隠れています。



どうして人は、自分のことを愛せなくなってしまうのでしょうか。

一番わかりやすいのは、親や身近な人が同じように自己愛に問題を抱えていて、

それをそっくりモデリングとして内在化してしまっているということです。




怒りの感情はとても大切です。

言い過ぎた
傷つけてしまった

と反省したとしても、くれぐれも自分を責めないでください。

怒ることは幼稚なことではありません。

恥ずかしいことでもありません。

ましてや罪や悪でもないのです。

怒りの感情は、心の中のあなたが泣いている証拠です。

誰にも声をかけられず、誰にも気にかけられることなく、

ただ痛みに耐えてじっとしている、もう一人のあなたからのSOSなのです。


何がイヤだった?
何が悔しかった?
本当はどうしてほしかった?
本当はどうなりたかった?


誰かに対して怒りの感情をぶつけてしまったら、どうか自分に優しく語りかけてあげてください。

そうして出てきた答えは、幼稚でも恥ずかしいことでも決してありません。

それは、

愛されたい!

もしくは、

愛したい!

という、人として誰もが当たり前に持つ、とても純粋で尊重されるべき心からの願いなのです。


そして、どうか自分を許してあげてください。

自分を褒めてあげてください。

今まで頑張ってきた自分を、うんとねぎらってあげてください。

そして、自分にありがとうと感謝をしてあげてください。



あなたは何もしなくても愛されます。

何も心配する必要はないのです。

どうか自分の子ども・・・を、のびのびと遊ばせてやってください。

お客さんも大事ですが、あなたの子どもはもっと大事です。

あなたの子どもは、あなたそのもの・・・・です。

つまり、あなたの子どもは本当のあなた・・・・・・であり、あなたの才能や可能性がつまった未来・・でもあるのです。

誰かに対して怒りの感情が湧き出てきたら、まず何よりも、あなたの心を優しく見つめてあげてみてください。





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