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個性教育の落とし穴

これまでの社会では


認められるために
または
いい暮らしをできるように

いい大学を出て大きな会社に就職する
トップを目指す


というような
1つの大きな価値観がありました。


この価値観、
皆さんはどう感じて来られましたか?


私は
正直なところ、
比較・競争に疲れています。


なぜなら
トップにいるためには
ずっと競争意識で頑張らないといけないからです。


ひとつクリアしても
また次で頑張らなければいけない
頑張り続けなければいけない


そんな感じです。


しかし最近では
個性を大切にする教育

という声もたくさん聞かれるようになりましたね。


私自身は
前述のような社会の価値観の中に
子どもたちを入れようとしましたが


うちの子どもたちは
それに激しく抵抗するので
そうすることはできず


子どものタイミングに合わせたり
好きなことに合わせて
(それが元になっているうちのおうち英語です。)


子どもたちを
自分の個性を大切にするように
育てているつもりですが


結局
学校や社会の中で
多くの時間を過ごすようになってくると


子どもたちは
その中での価値観に
影響を受けてしまうのだな…


と感じています。


子どもたち曰く

私といる時は
自己肯定感は上がるけれど
学校にいると
下がるのだそうです。


また

親から見たらとても上手な絵でも
(美術の作品も良い評価なんですが)
世の中には
これぐらいの人はたくさんいる


と子どもから言われ
ちょっと悲しくなります。


家庭で努力して
個性を認めるようにしても
学年が上がるにつれ


学校では
「社会というのはこういうものだ。」

と教わり

結局、社会が変わっていかないと
子どもたちの自己肯定感が
下がってしまうのかも…

と思うようになりました。


社会の流れに逆らうように生きるのは
大人もしんどいものですよね。


また今は

個性と言っても
大きな影響力がある人の個性


とか


みんなが羨ましがるようなものを
持っている個性

が受け入れられる傾向にあると思うのです。


勉強だけが人生じゃない、
と思って
他の個性を見出そうとしても

その個性の中での競争・比較?

のような構図を感じています。


そうではなくて
大きな影響力がなくても個性は個性
そんな個性があるなんて
素晴らしいね


と捉えられる価値観


が必要なんじゃないかな?


だから
うちの子どもたちのためにも
これからの子どもたちのためにも


新しい教育の価値観を作りたい!!
社会の価値観を変えていかなきゃ!


と思っています。




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