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これが現実、ラピダスには大手顧客は発注しない

昨日、収録した第26回のデジタル松陰塾の中で、ファウンドリビジネス(顧客獲得)の厳しさは話しました。
韓国Samsungのファウンドリビジネス(米国IBM GAAプロセス陣営)の現実を見れば、税金投入の日本政府支援のラピダスが2nm立ち上げが「ポエム」か分かるのではないでしょうか。

トレンドフォース


Intel


明日、第26回はリリース予定です。

【ファウンドリ世界一を目指したSamsungの挫折】
~引用~
サムスンの総帥である李在鎔氏が「2030年までにファウンドリを含むシステム半導体分野で確実に1位になる」と宣言して建設したのが、米テキサス州のテイラー工場だ。
ところが、見込んでいた米半導体大手「AMD」、同「エヌビディア」、同「クアルコム」、米IT大手「アップル」からの発注がなく、韓国から派遣した人員の過半数が既に荷物をまとめて帰国した―というのだ。
米大手が発注しなかった理由は、例によって「歩留まりの悪さ」だという。米大手は、半導体受託製造の世界最大手「台湾積体電路製造(TSMC)」に発注した。
世界市場でのサムスン電子のファウンドリのシェアは13%だが、その大部分は自社製品向けとされている。クアルコムのAPを採用するとしたら、この部門でのサムスン電子の世界シェアはどこまで落ちるのか。

【米国CHIPS法支援】

【NOTE関連情報】


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