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子育て回顧③学ぶことへの常識を変える方法

子供が勉強しない
おそらく世の中のほとんどの親が感じたことのある不満。

小さな時は笑い話でよかったけれど、中学3年生の娘を見て危機感を感じ、ふと感じた疑問。
「この子勉強の仕方知ってる?」

さして才能のない私でも、中学3年生の時は勉強した。
特に受験まで最後の数か月間は、時間を惜しんで勉強した。
時間が足りなかった。勉強する時間が……もっと時間が欲しいと感じた。

そうして頑張った分成果もでて、勉強して良かったと達成感もあり感動した。
あの感動を自分の子供にも感じてほしい。

どうする?

確かに、子供の間で勉強といえば「嫌いなもの」になっているに違いない。
「嫌いなもの」=「可能な限りやらない」
親に勉強しろと言われる やらされ感でやる気がなくなる
まぁごもっとも、気持ちはよくわかる。
じゃぁどうする?

私が勉強する姿を見せればいいんじゃない?

時間を惜しんで勉強する姿を見せることで、勉強に対する常識が変わるんじゃないか…と。
自己啓発は自分のためにもなる!

ということで、家事・育児・仕事の合間にきっちりと勉強を始めました。
大人も勉強する。学ぶことに終わりはない。学ぶことは楽しい。

幸い、学ぶことは大好き。
学生の時は好きではなかったけれど、大人になって自分に必要な知識を学ぶようになってから、大好きになった。
学ぶことで目に見える風景が変わる。知識が増えると見え方が変わる。
面白い。楽しい。

学ぶ姿を見せることが目的だったのに、いつしか目的は変わっていった。
根を詰めれば詰めるほど達成感も大きく、学ぶことが癖になった。
学ぶ時間の捻出に悪戦苦闘し、早朝に勉強したりもした。

子供たちよ、ありがとう。

気が付けば、子供たちもとてもよく勉強するようになっており、それは私をはるかにこえていた。凄い。尊敬します。

家庭という一番小さな組織の常識って重要だと思います。
いい習慣を常識にかえていきたい……と願います。


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