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ウィスパーヴォイスに惑わされるな!

日常でよくある出来事ではないが、道を歩いていると足元にお金が落ちている。
こんな時、「すぐに交番に届けるべきだよ」と天使が囁き、反対方向から「おいおい、冗談じゃねえぜ!こんなはした金、誰も気にしないモンっつうモンモンさ!だからさぁ、懐に入れちゃいなよ、YOU!」などと悪魔の入れ知恵が脳裏を駆け巡るかも知れない。

わーお!

そんな場合どうすればいいのかな〜。
で、今回はこの様なウイスパーヴォイスに誘われたらどうしよう?んで、こんな作品が思いついた。
邦題「ハッピーボイス・キラー」

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ご存知、主演は俺ちゃんで有名なデッドプールを演じたライアン・レイノルズ♪

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舞台はアメリカの田舎町。
そこで過ごすジェリーは冴えないながらも近所の工場で働く。
普通と違うのは飼っている犬と猫と会話できるっつう点だ。

この「声」を精神病院の主治医に相談するも、薬を処方されるのだが、ジェリーは服用せずに日常を過ごしていた。

で、ひょんな事から同僚のフィオナに片思いを寄せたジェリーは、中華料理にデートに誘うも、完全にすっぽかされてしまう。
この日はジェリーの心模様とかぶさったかの様に荒れ模様の天気だった。
すっぽかされたジェリーは家路に戻ろうとした時、偶然なのか、または必然だったのか、フィオナと遭遇する。

彼女を送るとジェリーは感情を抑えきれなくなり、なんとフィオナを殺害する。
その時に飼っている犬と猫が好き放題にジェリーを責めたり同情を重ねる。
「大丈夫さ、誰も見てねえし」
「いや、これは良くないよ!」などと。
本来は聞こえるはずのない声だが、ジェリーの耳には明確に入る。

次に襲いかかるのは、ジェリーにとってではなく同僚のリサだ。
仄かにリサはジェリーを想っていた。
やがてリサとも関係を深めると、フィオナと同様に殺害してしまう。

これまでの流れだと、うんと切なくとんでもねえ野郎の物語に聞こえるだろうが、トンデモハップン♪なモンで、やっぱライアン・レイノルズ主演っつうこともあり、一筋縄には行きませんよん☆

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そんでもって、冷静を保てないジェリーは主治医を呼び、ことの一部始終を説明する。
当然だが、主治医はジェリーの異変に気付き改めようと試みるが、ジェリーは反抗し先ほどの二人と同様に殺害してしまう。
因みに二人の首は仲良く冷蔵庫で囁くから不気味なだけだ。

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さすが、俺ちゃんだ!
散々周囲を振り回しておきながら最後はハッピーエンドだ!

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なんじゃそりゃ!?

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などと、そりゃぁ、工藤(松田優作)ちゃんも驚くわな。

かなり血吹雪が降るが、デッドプールに比べると大袈裟ではないので貧血気味の方にもおすすめだ。
だけれど、ボキに責任を問われたら間違いなく無理だけどね☆

きゃっ☆

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