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すごすぎる!肝っ玉かあさん!

母は強しと昔から言われ続けられているが、確かにその通りだ。
ボキは母子家庭で育っているから母の背中を見て育ったといっても過言ではないだろう。

因みに女性が母になれる要素は、男性に比べ痛みに耐えられるからだそうだ。
だから子供を産む事が許された輝かしい存在だ。
仮に男性が子供を産むとなると、痛みに耐えきれずに死を招くとも言われる。
これも確かに頷けるよ。
ボキは違うけれど、だから大半の男性は叩かれるプレーが好きなのだろう。
言ってしまえば女性に憧れを抱き強くなりたい願望の一種なのかも…

きゃっ☆

おっと、イケね〜、下ネタはここでは不釣り合いだ。
で、今回紹介したい作品は、邦題「ライリー・ノース」だ。

兎にも角にもライリー・ノースを演じたジェニファー・ガーナーがリーアム・兄さん…いや、ニーソンばりの肉弾戦を演じた貴重な作品だ。

簡単なあらすじを説明すると、ライリーには裕福な環境ではないが、愛する夫と娘と共に慎ましく暮らしていた。
クリスマスが近い頃、娘の誕生日に来るはずの友人が一人も訪れなかった。

実はライリーを敵対視するママ友の悪知恵で阻止されたのだ。
ライリーら家族は気分を変えて外食する事にした。

ライリーの夫は修理工を営んでいる。
だが修理工では稼ぐには限られている。
そこで悪友が夫に簡単に稼げる話を家族との外食をする前に持ちかけられた。
最初は半信半疑だったが、夫は勇気を持って悪友の誘いを断ろうと電話をする。
しかし電話が繋がらず伝言を残す。

その頃、当の悪友は悪事で染められた金を猫ばばした事が元締めである麻薬カルテルのボスに知られ、こっ酷く痛い目に合っている最中だった。
何故かライリーの夫も悪友と同罪とみなされライリーの前で娘と夫は無惨に殺されてしまうのだ。

ライリー自身も致命傷ではないにしても重症を負う。
家族を目の前で殺された悲劇を精算するかの如く、勇気を持って目撃した犯人を警察に伝える。
警察官の一人スタンは特にライリーの家族に同情を寄せる。


物事は一気に裁判へと進むのだが、ライリーの家族を殺害した三人は法では裁く事ができず無罪放免となる。

検察も法廷を仕切る仲裁人もライリーの味方ではなく、悪に買収された愚か者だったのだ。
そこでライリーは時間をかけて復讐の機会を狙うのだ。

5年の歳月が過ぎた頃、ライリーは復讐という名の痕跡を残す様になる。

この5年間ライリーは世界中を回りからだを鍛え上げ、引き締まった体と格闘技と銃の扱いを覚える。

先ず法廷で無罪となった悪人を処刑する。
続いて法廷で無罪にした裁判官を無惨な形で自己流で裁くのだ。

やがてライリーは処刑人として脚光を浴びる存在となる。
本来であれば悪者となるのだが、SNS上では英雄視される事が多かったのだ。
要するにライリーを支持する人間が大多数だったのだ。
そしてライリーが身を隠すスラム街でも英雄だった。
特にスラム街は、ライリーがこの場所に住む様になって平穏な暮らしが続いたからだ。

そんな中、警察内部に悪の内通者がいると睨むスタンの上司であるモイゼスは中立の立場で物事を推理していた。

果たして、ライリーが歩み続ける復讐は可能なのだろうか?
または警察内部の内通者により阻止されるのだろうか?

この物語は単純な復讐劇に止まらず、感情が動かされる動機や裏切りといった一筋縄では解決できない内容となっている。

やはり、この作品を通して考えても、女性は男性以上に強くなれるのだろうと確信してしまう。
痛みに耐えながらも振り向く事なく相手を射止めるのだから。

いや〜、かっけえな〜!肝っ玉かあさんはさぁ!

わーお!



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