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地元barめぐり
ここ最近、日常がつまらないと感じていた。
何か新しい出会い、体験が欲しいと思い、地元で多いbarをめぐってみることにした。
夏の夜の、会社の帰り道。まだ陽の明るさが残る地元の裏道を、久しぶりのワクワク感とともに歩く。
はじめは、もともと知り合いの方がオーナーをやられているbarに行こうとしたが、夏季休暇のためやっておらず断念。近くの「publish bar smoke」にお邪魔することに。
このお店はまず、お店の前の看板が可愛い。店内もタバコの匂いとは裏腹に、美術展のポスターや草間さんらしき芸術作品が飾ってあり女性が入りやすい内装。
良い意味でbarっぽくなくて、barデビューの私にうってつけ。
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店内にははじめ、男性のお客さんがふたりだけだったが、しばらくして奥から女性の店員が出てきた。「カウンターでもよいですか?」と言われ、カウンターのハジの席に座る。
はじめてのbar体験となる私にとって、まず高いハードルとして立ちはだかるお酒の注文。内心ドキドキしながら、メニューが書いてある壁の黒板を眺めて直感でサングリアを注文(barでサングリアかい!)。
お料理は、店名にちなんでスモーク三種盛と、女性の店員が激推しするゴルゴンゾーラとブラックペッパーのペンネを注文した(私が女性であることを気遣ってくださり、ペンネは少なめにしてくれた)。
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「barはよく来られるのですか?」
女性の店員に聞かれ、「初めてなんです」と答えると、「ここは洋食ダイニングとしても使っていただけます」と返答が。たしかに、注文したゴルゴンゾーラは、ほかのイタリアンレストランと変わらない、いやそれ以上に濃厚な味わい。スモーク三種盛りもししゃも、たくあん、鳥、こんにゃく(4つ出てきた)どれも美味。ここでは中華鍋で燻製しているらしい。
お食事をとっていると、隣(の隣の隣くらい)の席に座っている男性と店員さんが仕事や映画の話をしていた。聞くだけでも楽しい。
女性の店員はたまに私にも話を振ってくれるので、談笑もできた。お酒の話になり「ジンは女性にも飲みやすいですよ」と教えてくださったが、わたしの中でジンはコナンのイメージが強かったのでびっくりした。ペンネとスモークでお腹いっぱいだったので、ジンは次回の楽しみにとっておくことに。
はじめてのbar体験。あまり長居はしなかったけど、大人の階段を一段登った感覚だ。今後は空いている日に訪れて、店員やお客さんと深いお話がしたい。
...あと、お料理の量を少なめにして(笑)お酒をたのしむ🥃
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