マガジンのカバー画像

Plant Medicine 植物や自然界のこと

103
運営しているクリエイター

#シュタイナー

5.メディスンの意味するもの

3.Time is Medicine. にも書きました、Medicine、についてです。 この単語は、普通に訳したら、 医療や薬と訳されます。 ネイティブアメリカンの世界観に、 Medicine Wheelというものがあります。 ここで使われているMedicineは、 単に医療、薬という意味以上のものを含み、 秩序ある生き方や、心ある道、 のようなものを含んでいます。 この秩序とは、人間が考える秩序ではなく、 宇宙や自然界の秩序のことです。 宇宙の秩序はスピリチュアルな

月の時代を記憶する植物たち

(ヘッダーの写真:ゲンノショウコの芽吹き) 雪が解けると、寒さに耐え地面にへばりすいていた植物がだんだんと立ち上がってきます。ヘッダー写真のゲンノショウコは多年草で、雪が解けてすぐに、こんな状態なので、冬はこのままロゼット状で葉がついたまま雪の下で過ごしているようです。 上の写真だと、葉っぱが広がろうとしているところは、花の開花のようでもあります。 タイムとラベンダーはゲンノショウコと同様に、雪の下で緑の葉をつけたままつぶされていたのが、徐々に立ち上がってきた。双方とも

タイマツバナ 牡羊座的植物

セルフヒーリングの時に、植物さんを呼び出すことがあります。今日はタイマツバナさんがやってきました。 裏磐梯の冬は長く、なかなか春がこないと、スタートダッシュの準備はしているのに、なかなか実行に移すことができない、ということがしばしば起きます。 そうすると、そのエネルギーが思考に向かい、ますますやりたいことがわき出てくるという現象が起こります。すると、だんだん無駄なことを考え始めているのでは?となることがあります。 でも、そのエネルギーは止まらず、ムズムズ、ソワソワする。

有料
200

天使たち 妖精たち

自然界や植物たちの生活には欠かせない自然霊やデーヴァ。それについての勉強会はいつかやりたいと思っていたのですが、今回やっと開催することができました。 ゲーテシュタイナー的植物観察を通して、学びを深めている皆さんがいてくれるおかげです。 この本も、ひとりで読んで、へ~、とか、ほ~、とか、思っていたものですが、みんなで読むことで、そこにイマジネーション空間ができ、妖精たちの世界に入っていけるような感じがしました。 今日は土の精霊・グノームと、水の精霊・ウンディーネについて読

星々と木々 太陽とトネリコ

太陽とトネリコ 『星々と木々』の集中ゼミ、今日が最終回でした。 最後は真打登場ということなのか、太陽がテーマ。 太陽って、太陽系の中心でもあり、人間の体では心臓で、うん、わかりやすい!という印象ですが、そんな表面的な話ではないわけです。当然のことながら。 トネリコは、うちの周囲にはないのですが、近縁のアオダモがあります。羽状複葉が4方向に十字についているので、小さな幼木でも、はっと目を引く形をしています。 トネリコも同様で、本の中では触れられていないですが、4という

星々と木々 土星とブナ

土星とブナ 今日の星々と木々・集中ゼミは土星とブナでした。 土星は内部に向かって濃縮していく力や、抑制と分離という質を持っています。そして熱エレメントと関係しています。 土星と熱って、あまり繋がらないな・・・という印象なので、シュタイナーの宇宙進化論などの話もしつつ、土星のもつ質について深めてみました。 中心に向かって濃縮、凝縮しつつ、周囲に境界をつくる土星の質が、ブナに現れている様子を感じていきました。 占星術的には土星は不人気な天体ですが、霊的世界を物質界に顕現

光の道

今朝は気温4° フリースを出しました。鳥の声も、虫の声も少なくなり、静かな朝。 澄んだ光とひんやりした空気にハッとさせられる秋です。 「やっと自分を取り戻す」 今週のシュタイナーの魂の暦は、そんな言葉てはじまります。 そこはかとない寂しさにひきずられないのは、季節は巡り、また、春が来ることを知っているから。 それが、自分が生きる世界への信頼につながっている。 魂の暦を巡るとは、そういうこと。 キラキラ光る猫じゃらしたち。太陽の光と、地上の朝露が織り成す光の道は

無料配信『植物のスピリットと癒し』

3月18日 9:00~(30~40分ぐらい) 『植物のスピリットと癒し』 無料配信のグループ(フェイスブック)に配信します。 植物との対話クラスが4月から始まりますが、それをやる意義などについてもお話ししたいと思います。 ご視聴は下記のグループにご参加ください。アーカイブも残ります。

葉っぱに働くみえない力

右の葉っぱを見て、これ何の葉っぱだろうと思い周囲を観察してみたら、桑(マルベリー)の葉っぱでした。桑の葉は形の変化が大きいですが、いつも見る葉とあまりにも違うので???となり一瞬何かわかりませんでした。 左より右のほうがアストラル力が強く働いたようです。どうしてなのでしょうね。環境などをよく観察してみる必要があります。そしてこの変化の大きさから、天体は何か関与しているのか?なども観察の中から感じることもできます。

植物の声を聴く ゲーテ・シュタイナー的視点と植物の癒し

植物の声を聴くということは、形やふるまいに、ちゃんと耳を傾ける(観察する)ということ。植物は天と地の間にいて、自分を表現している存在です。人間もそこから学べることがたくさんあります。そして、この世界は自分が思っている以上に豊かであり、生きる価値があることを実感することができます。 今、この時代に、人がこの地球で平和に生きるために、一人でも多くの方に、それを知って欲しいと思い、少しづつ、植物たちのことを紹介していこうと企画したイベントのアーカイブです。 今回は、うちのお庭に

有料
1,000

自然は人間の魂をとおして語る

ルドルフ・シュタイナー関係のフェイスブックグループでシェアされていた、シュタイナーの言葉が自分の中で大事にしている感覚を言語化してくれたような感じがして、とても魂に響きました。英語だったので日本語に訳しましたが、シュタイナーの言葉遣いは厳密なので、翻訳が正確かどうかわかりませんが、自分の覚書としても投稿しておきたいと思います。 (フェイスブックの元の投稿) *** 太古の昔、人間は植物や石、動物だけでなく、精霊(エレメンタリー)とも交信していた。今、この精霊との体験は失わ

シュタイナーの世界観と植物観察

目に見えるものだけがすべてと思い込んでいる世界の中では、魂は窒息してしまいます。 魂の呼吸を楽にしてくれる存在が自然界であり、植物たち。 ゲーテ・シュタイナー的自然観察を知ってから、もう5~6年ほど学びを続けています。2018年から2年間、シュタイナー学校の教員養成講座を受けて、その後のコロナ禍になってからは、シュタイナーの本を読む読書会をおこなってきました。何年かやっていると、だんだんと、その二つの間が埋まってきたような気がします。 シュタイナー関係の講座、とくに読書