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Plant Medicine 植物や自然界のこと

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5.メディスンの意味するもの

3.Time is Medicine. にも書きました、Medicine、についてです。 この単語は、普通に訳したら、 医療や薬と訳されます。 ネイティブアメリカンの世界観に、 Medicine Wheelというものがあります。 ここで使われているMedicineは、 単に医療、薬という意味以上のものを含み、 秩序ある生き方や、心ある道、 のようなものを含んでいます。 この秩序とは、人間が考える秩序ではなく、 宇宙や自然界の秩序のことです。 宇宙の秩序はスピリチュアルな

白樺と金星と魂のこよみ

樹木の芽吹きと1年間の成長 春の遅い裏磐梯では、やっと木々が芽吹き始め、一気に広がろうとしているところです。春から、記録のためにいくつかの樹木の観察をしています。 樹木は冬でも樹形などが観察できます。 しかし、芽吹きの時にどんなふうに葉っぱが出てきて、秋にどのように葉が落ちて、1年間の成長がどこからどこまでなのか?というところを、よく見ていないと、「そういえば、どうだったっけ?」となってしまいます。 この冬に『星々と木々~ゲーテシュタイナー科学への道』のゼミをやって

地球の暦・魂の暦④ 4月21日~27日

4月21日 4月22日 白樺のマニアック植物観察(続編ある予定) 4月23日 明日は雨なので、その前に、伸びたフキノトウを収穫。 4月24日 太陽が牡牛座にあるときの満月「ウエサク祭」 一日中、寒くて雨が降り続く。 4月25日 雨上がりで植物の様子が変わる。満月の力も影響があったのかも。 前の花の日にまいたカモミールが、花の日のこの日に一斉に芽が出ていました。葉っぱの日にまいた葉物は、葉っぱの日にでるのか? 4月26日 昨日までの雨と強風はうそのように晴れて、気

地球の暦・魂の暦③ 4月14日~4月20日

4月14日 4月15日 種まきカレンダーで花の日なので、カモミール、カレンデュラ、マロウの種をまきました 4月16日 土用入り みずみず4月17日しさが足りなくて、ウンディーネが働けないと思っていたら、パラパラっと雨が降りました。 4月17日 また、朝方適度な雨が降り、さらに植物の成長スイッチが押されたようです。 4月18日 4月19日 太陽が牡羊座から牡牛座に移動する日 光に向かおうとする衝動は、意識的であれ、無意識的であれ、どのような生き物の中にも存在する。

地球の暦・魂の暦② 4月7日~13日

4月8日 4月11日

地球の暦・魂の暦① 3月31日~4月6日

4月1日 4月2日 4月4日 清明 4月5日 4月6日

月の時代を記憶する植物たち

(ヘッダーの写真:ゲンノショウコの芽吹き) 雪が解けると、寒さに耐え地面にへばりすいていた植物がだんだんと立ち上がってきます。ヘッダー写真のゲンノショウコは多年草で、雪が解けてすぐに、こんな状態なので、冬はこのままロゼット状で葉がついたまま雪の下で過ごしているようです。 上の写真だと、葉っぱが広がろうとしているところは、花の開花のようでもあります。 タイムとラベンダーはゲンノショウコと同様に、雪の下で緑の葉をつけたままつぶされていたのが、徐々に立ち上がってきた。双方とも

石灰岩・生石灰・消石灰

『大地の四季 季節の錬金術』を読んでいます。 石灰の話が出てきたので、調べたことを書いておきます。 まずは、You tubeから。 生石灰に水をかけるとシュワシュワっと溶けていくのにビックリ( ゚Д゚) 石灰岩から生石灰をつくる実験 石灰は植物に対して地上的な力を与えるそうな。 しかし、あまりにも地上的になりすぎることを嫌う植物もいるということ。 取り込んだ石灰は炭素とともに、植物の物質的で固い部分をつくっている。植物は樹皮や繊維を自分から切り離し、あまりにも地上的に

地球は、自分が大いなる生命であり、つながりの中の一部であることを知る場所

地球という場所は、多様な生命形態が存在する場所だ。 形態は多様であっても、ひとつの生命・LIFEから流れ出て分化しているものなのである。 ひとつのSpiritであると知ること、ひとつのLifeであることを知ること。 形態を持ち地球に生きている意味は、個別のものでありながら、背後では繋がっている一つのものであると実感するためだ。 バラバラなものを癒すメディスンは、バラバラなものを媒介となってつなぎなおしてくれる。 そして、結果として自分が繋がりの中の一部であること、調和

タイマツバナ 牡羊座的植物

セルフヒーリングの時に、植物さんを呼び出すことがあります。今日はタイマツバナさんがやってきました。 裏磐梯の冬は長く、なかなか春がこないと、スタートダッシュの準備はしているのに、なかなか実行に移すことができない、ということがしばしば起きます。 そうすると、そのエネルギーが思考に向かい、ますますやりたいことがわき出てくるという現象が起こります。すると、だんだん無駄なことを考え始めているのでは?となることがあります。 でも、そのエネルギーは止まらず、ムズムズ、ソワソワする。

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天使たち 妖精たち

自然界や植物たちの生活には欠かせない自然霊やデーヴァ。それについての勉強会はいつかやりたいと思っていたのですが、今回やっと開催することができました。 ゲーテシュタイナー的植物観察を通して、学びを深めている皆さんがいてくれるおかげです。 この本も、ひとりで読んで、へ~、とか、ほ~、とか、思っていたものですが、みんなで読むことで、そこにイマジネーション空間ができ、妖精たちの世界に入っていけるような感じがしました。 今日は土の精霊・グノームと、水の精霊・ウンディーネについて読

星々と木々 太陽とトネリコ

太陽とトネリコ 『星々と木々』の集中ゼミ、今日が最終回でした。 最後は真打登場ということなのか、太陽がテーマ。 太陽って、太陽系の中心でもあり、人間の体では心臓で、うん、わかりやすい!という印象ですが、そんな表面的な話ではないわけです。当然のことながら。 トネリコは、うちの周囲にはないのですが、近縁のアオダモがあります。羽状複葉が4方向に十字についているので、小さな幼木でも、はっと目を引く形をしています。 トネリコも同様で、本の中では触れられていないですが、4という

星々と木々 土星とブナ

土星とブナ 今日の星々と木々・集中ゼミは土星とブナでした。 土星は内部に向かって濃縮していく力や、抑制と分離という質を持っています。そして熱エレメントと関係しています。 土星と熱って、あまり繋がらないな・・・という印象なので、シュタイナーの宇宙進化論などの話もしつつ、土星のもつ質について深めてみました。 中心に向かって濃縮、凝縮しつつ、周囲に境界をつくる土星の質が、ブナに現れている様子を感じていきました。 占星術的には土星は不人気な天体ですが、霊的世界を物質界に顕現

地球があまり好きではない宇宙人のための読書会?

地球が嫌いだったけれど 『百合と薔薇 ゲーテシュタイナー的自然観察への誘い』という本に出合ってからどれぐらい経ったでしょうか。 それから、ゲーテやシュタイナーの自然の見方からさまざまなことを学んできました。シュタイナー学校の教員養成講座までいったりして。 去年の4月からのクラスは今日で終わりだったので、そのレポートを書いていたところ、自分の中で湧いてきた言葉に、これだ!と思いました。 「せっかく地球に生きているのに、これを知らないのはもったいない」ということです。