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植物の美を学ぶことは本質的な癒しにつながる

かつて世界の起源の秘密を知っていた賢者は、次のように語った。
「巨人から天と地が生まれた。巨人の骨から岩や石が生まれ、巨人の血から川や海や小川が生まれ、巨人の肉から土が生まれ、巨人の髪から草が生まれ、巨人の考えから雲が生まれ、巨人の息から風が生まれた。しかし、巨人の心から太陽が生まれた。今日でも地球という巨大な体は、暖かさと愛情を与える心のように太陽によって支えられている。」
それを聞いた子どもたちは、ニコニコして
「素敵なお話! もっと聞きたい!」
といった。賢者は続けた。
「人間が地上に現れてから、植物は変化した。神は、人間が鏡のように、植物の中に自分たちの完全な姿と不完全な姿を見るように望んだ。植物は人間に食べ物と癒しをもたらす。このため、植物はとてもたくさんの種類が生まれ、多様なものになったのだ。」
親愛なる子供たちへ。
あなた方のために書かれたこの本では、植物の美しさについて多くを学ぶでしょう。
『The Living World of the Plants
A Book for children and students of Nature』(by Gerbert Grohmann)序文より

子どもたちに限らず、植物の美しさを学ぶということは、本質的な癒しの体験に繋がっていきます。

本質的な癒しとはなんでしょう。

それは、もともと繋がっていたけれど、そこから分離されてしまった私たちが、自覚をもってつながりを取り戻すこと。

植物は自然界、私たちが生きる地球、生命力の世界についてたくさんのことを教えてくれます。そこに、自分を知ること、人間としての自分の役割に気づくヒントが内在しています。

#植物との対話
#ゲーテシュタイナー的植物観察
#植物の癒し

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