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Plant Medicine 植物や自然界のこと

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#精霊

5.メディスンの意味するもの

3.Time is Medicine. にも書きました、Medicine、についてです。 この単語は、普通に訳したら、 医療や薬と訳されます。 ネイティブアメリカンの世界観に、 Medicine Wheelというものがあります。 ここで使われているMedicineは、 単に医療、薬という意味以上のものを含み、 秩序ある生き方や、心ある道、 のようなものを含んでいます。 この秩序とは、人間が考える秩序ではなく、 宇宙や自然界の秩序のことです。 宇宙の秩序はスピリチュアルな

天使たち 妖精たち

自然界や植物たちの生活には欠かせない自然霊やデーヴァ。それについての勉強会はいつかやりたいと思っていたのですが、今回やっと開催することができました。 ゲーテシュタイナー的植物観察を通して、学びを深めている皆さんがいてくれるおかげです。 この本も、ひとりで読んで、へ~、とか、ほ~、とか、思っていたものですが、みんなで読むことで、そこにイマジネーション空間ができ、妖精たちの世界に入っていけるような感じがしました。 今日は土の精霊・グノームと、水の精霊・ウンディーネについて読

人間とは宇宙の言葉が共鳴したもの

物質世界の背後には、見えない精霊やデーヴァの存在がある。 精霊たちの言葉は宇宙言語であり、彼らが発する言葉により、感覚の世界が生じる。 私たち人間も他の生きものたちも、彼らが発する宇宙の言葉が相互作用し、それに共鳴し、ここに形をもって存在する。 土の精はこう言う「目覚めに向けて努力せよ」 水の精はこう言う「精神の中で考えよ」 空気の精はこう言う「創造的に呼吸する存在を生きよ」 火の精はこう言う「愛しつつ、神々の意志の力を受け取れ」 人間が感覚の世界、物質世界で、彼らと

天の声を聞く植物の話と、茎から絞り出される葉っぱの話

私の住む場所は豪雪地帯。 冬になると植物たちは雪に埋もれる。 そして、外では過ごせない植物たちもいるので、晩秋から室内に植物を入れて賑やかになる。来春まで持つのか心配になるのだけれど、室内に植物があると、まじかで動きがよくわかって、なかなか良いのです。 季節への反応もとっても敏感です。 冬至のあたりは、し~んとしています。冬の土用のあたりから、新しい葉っぱが出はじめたり、なんだか変化してくる植物が多くなってきます。 地球暦を眺めていると、冬至の底をついて、春に向かって上

光の道

今朝は気温4° フリースを出しました。鳥の声も、虫の声も少なくなり、静かな朝。 澄んだ光とひんやりした空気にハッとさせられる秋です。 「やっと自分を取り戻す」 今週のシュタイナーの魂の暦は、そんな言葉てはじまります。 そこはかとない寂しさにひきずられないのは、季節は巡り、また、春が来ることを知っているから。 それが、自分が生きる世界への信頼につながっている。 魂の暦を巡るとは、そういうこと。 キラキラ光る猫じゃらしたち。太陽の光と、地上の朝露が織り成す光の道は

猫さがしと精霊ワーク②

(自分の備忘録) 8月8日に2歳の誕生日を迎えた猫・うさぎ(♀)。うさぴょんと呼ばれている。 6月末に書いた記事にあるように、初めての2泊をしてドキドキさせたやつ。精霊たちの手助けも借りられたのか、無事に帰ってきました。 2回目の精霊ワーク しかしですね、その後、3週後ぐらいにまた無断外泊。しかも3泊して記録更新で、今度こそはかなり心配。できることはやろうと思い、近所の方に見かけたら教えてくれるようにお願いし、周囲の行きそうなところを探し回り、アニマルコミュニケーショ

猫さがしと精霊ワーク

うさぴょん(猫・♀・1歳10か月)、初めての2泊。 それほど遠くには行かないと思っているが、さすがに初めての2泊は心配になる。 「猫の心配をしすぎない」というのは、私のカルマ的なテーマでもある。 野性的な猫を飼う羽目になるたびに、その修行をさせられる。関心がある方はこちらのマガジンに、猫話をまとめてあるのでよかったらどうぞ。 瞑想をして自分が魂の光に照らされるように意識してから、猫とコンタクトをとる。でもまた、心配モードがちらついて、意識がシューッと下がってくる、の繰り

森の小道づくり

10年余り、こつこつとお手入れをしてきたところに、多様な植物が増えてきました。人間の都合で無理やり変えることなく、もりぞうがお手入れをしてきました。 今年は、私たちだけが入れる場所ではなく、もうちょっと、うちに来た人にも案内できるように、道をつくることにしました。 ほぼ自然のままにしてきた場所なので、道をつくるのに、急に環境が変わりすぎないように考えたり、何を切ったらいいかを決めていかねばなりません。どこに道を切るかも、何かを犠牲にせざるを得ないので悩むところ。 でも、

精霊との体験

(絵:リン・ベルチャンバー・ファインアート) 「太古の昔、人間は植物や石、動物だけでなく、精霊(エレメンタリー)とも交信していた。今、この精霊との体験は失われている。人間は、自然との対話のために、新しい認識を獲得しなければならない。 かつて自然界は、人間の魂を通して語り、我々の教育者であった......。そして今日、私たちは、かつて彼らが私たちに与えてくれたものを、彼らに返さなければならない。それは、自然の生き物の中に象徴的なものを求めるときにのみ可能なのです。 これら

自然は人間の魂をとおして語る

ルドルフ・シュタイナー関係のフェイスブックグループでシェアされていた、シュタイナーの言葉が自分の中で大事にしている感覚を言語化してくれたような感じがして、とても魂に響きました。英語だったので日本語に訳しましたが、シュタイナーの言葉遣いは厳密なので、翻訳が正確かどうかわかりませんが、自分の覚書としても投稿しておきたいと思います。 (フェイスブックの元の投稿) *** 太古の昔、人間は植物や石、動物だけでなく、精霊(エレメンタリー)とも交信していた。今、この精霊との体験は失わ

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自然界の魂と人間の魂をつなぐ

月と桜と精霊と~桜は月になりたがっている

ゴールデンウィーク明けに、月と桜をテーマとしたリトリートをおこないました。コロナがやってきた2020年から現地でのワークショップは中止していたので、今回、2年半ぶりぐらいのワークショップ。 ひとりじゃなく、参加者と一緒に同じ植物を観察できるのがとても嬉しかったのと、裏磐梯の自然の素晴らしさを体感していただけたことが、自分にとっても、とても良かった。来てくださった方に感謝です。 植物とともにリトリートをする意味は、植物は人間よりもうまく地球上で生きているから、そこから知恵や