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現世 因果律を超えて 科学 非科学の迷宮

魑魅魍魎 亡霊 呪縛
第六感で受け取るメッセージ
百鬼夜行に混ぜろよ
俺にも見せろよ 向こうのネクストステージ
魑魅魍魎マーチ UVERworld

怪談が好きだ。

ホラーもスプラッタも読んで、見るが、やはり私の好きなのは怪談。

髙橋克彦が、確か私の骨だったかな、短編集の中にある作品で、小説で怪談を書くのは難しい、と書いていて納得した事がある。

なにしろ読んだのは20代前半、手元になくなってから30年近いのであやふやな記憶だけど、こんな風に書いてあったと思う。

まず、怪談は短くなければならない。
まず、オチがあってはいけない。
まず、幽霊が出てこなければいけない。

だったかなー。

ダラダラと長く、怪異に説明のあって、やっぱり人間が1番怖いんですよねー、ってのは怪談ではなく、それを小説として書くのは厳しいと言う流れだったと思う。

だから、私は一時期ネットで流行った、コトリバコ?とかの一連の長ーい恐怖系の話は嫌いだし、平山夢明とかの、幽霊の出てこない人間不条理系の話は得意でない。

私の知らない世界とか子供の頃好きだったけど、その後調べてみると実は…的なのは白けた。

稲川淳二とか好きだけど、生人形は長すぎる。

最近なら、波津彬子のお嬢さまのお気に入りがなかなか良かったかな。
オチはあるけど、謎めいてる感じが好みだった。

怪談文化というのは、イギリスと日本にしか根付いてないとか、そういう蘊蓄は好き。

ただ、私の持ってる本で母が波津彬子にハマったのだけど、お嬢さまのお気に入りは母の買った本で、母には合わなかったようで勢いよく処分された。

やっぱ夏は怪談っしょ、とKindle Unlimitedで幾冊も読んでは返すを繰り返してる。

黒いバスは期待してたけど、怖くはないな。
でも、いかにも怪談って感じで大変よろしかった。

このシリーズの、あの子はだあれ?はスクショも撮らず読んで返しちゃったな。

そんなに怖くない。

これは、今読んでる途中。

表紙の割には怖くない。

でも、ものすごく一話一話が短く、怪異に対して説明のないのが好み。

まあ、結局、怪談ってのは、一人で読めるのがいいのよな。

小野不由美の残穢なんて、決して一人では読めなかった。

やはり、稀代のストーリーテーラーが本気で怖がらせようとしてくる奴は怖い。

でも、一人暮らしで夜中に酒でも(最近は軽く禁酒中)飲みながら読むのには、このくらいがいいのよね。

ちなみに、私は霊感がないけど、何度か不思議な事は経験してる。

そんなに怖くないけれど、備忘録がわりに、今度それを書いてみようかな。

北以外の友人に話したらみんな悲鳴あげてたけど、怖くはない、きっと。

こんな私ですが、本当に怖がりではあるのよ。

小説、2時間テレビドラマのリングはともかく、劇場版はやはりあそこで悲鳴あげたわー。

単純な仕掛けなものほど、やっぱ怖いと思うのよねー。

さあて、安静にしながら、今日はなに読むかね。

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