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私は退屈するという能力を失った。


幼少期はのんびりした、おっとり生活を送ってましたが、思春期の頃から、肉体的にも精神的にも、なんだか忙しい日々を続けてます。

野球部より厳しいと評判の吹奏楽部に入り、確かに野球部より早く出て、野球部より遅く帰る毎日が、中学校から始まりました。

初めての恋をして、ひたすらに相手を思う情感の揺れは、生活を満たしてくれますが、また乱しもします。

勉強は700人中120位と、決して高くはないけど自分では満足してました。
学校の復習予習、進研ゼミと、どうもその頃から夜寝る前にやるより、朝起きてするのが効率がいいと気づいて、部活から帰ってお風呂に入ったら寝て、3時くらいに起きて勉強して朝練に行く、という生活です。

母はマンガを惜しみなく与えてくれて、また自分でも新しく開拓したり、小説を読んだり、詩を読んだり。
合間に下手なイラストを書いて、小説や詩を書き出し、それを友人に読ませたりし出します。

小学生6年の時の誕生日プレゼントはオーブンで、週の半分は、パイを焼いたりパンを焼いたり。

その合間に占いをして、根を詰めすぎて倒れて、母から占い禁止が出されたこともあります。

朝晩、犬の散歩。朝は30分ですが、夜は1時間から2時考えくらい。

親しい友人は3人ほどいて、なんだか4角関係的な友情だったので、それぞれを嫌いあい、私は彼女たちに別々の時間を捻出して会わなければなりません。

15歳の頃から19歳の頃まで、とても淡いものでしたが彼氏が出来て、その人と付き合いながら、他の人とも文通したり。

年を重ねるごとに気になる物が増えて、趣味にお金がかかるのでバイトを始めました。

就職しても、転職の可能性を考えて資格取得目指して勉強。

20歳から一人暮らしを始めましたが、過食嘔吐の時以外は基本的に自炊です。お弁当も。冷凍食品嫌い。

医療機関に転職後も資格取得の勉強。
その地域で1番の病床数の病院でしたから、覚える事やることは山のようにありました。残業も60時間くらい。

その合間も、マンガを月に50冊くらい、小説は10冊くらい。ムーやSFマガジンなど雑誌や定期購読も10冊くらいのペースは欠かしません。

長年飼っていた犬の死まで朝晩の散歩。
完全自炊。
恋愛のあれこれ。
病気、入院、通院。
職場の向かいが図書館だったので、読む本が自然と増えます。

友人であった同僚の自死から、転職。

残業は50時間くらいに減りましたが、社内資格の取得のため常に勉強。
あっという間に最上位の資格も取りましたが、昇進を拒んで現場。
ただし資格持ちのために、研修や会議がやたら多い。
山陰の山奥から、東京や広島への出張は日常的に。

その間3回引っ越し。
働きながら、長く取ってなかった運転免許の取得。
飲み会は増えましたが、お弁当は手作り。

その頃ガラケーのサービスで、角川が運営していた、文庫読み放題というサービスを見つけ、重い本を読む持たずに本を読めるようになり、読書が加速。金田一耕助シリーズはこのサービスで全て読みました。

彼氏と別れてよりを戻してまた別れてよりを再び戻したら不倫に。

運動不足を痛感して、WiiとXbox購入して、fitや、ユアシェエプを朝晩2時間くらい。痩せなかったけど。
休みの日は、北を誘って登山やダムの周りなどウォーキング。

パンも焼くしケーキも焼く。

友人が泊まりがけで集まるのが好きで、3食手作りの、普段は作らない料理をするのが幸せ。

転勤がありまた引っ越し。

8年前に倒れて退職するまで、そんな毎日でした。

退職して暇になったかというと、中学時代からほとんど見なくなったTVを見ようと、スカパーの契約。
ナショジオやディスカバリーが好きで、どんどん見てしまう。
子供の時以来まともに見てなかったアニメを見て、初めて原作のラノベにも手を出してしまう。
趣味の占いが復活して、日々のめり込む。
その頃、北の勧める少年マンガや青年マンガを読むようになり、マンガの読書量が加速。
Kindleアプリにも手を出して、有料無料含めて読書三昧。
新しいレシピを試すのが好きで、ほぼ毎日違う料理を作る。
その頃住んでいた家には庭があったので庭仕事。ほとんどは北の仕事でしたが。
北が休みの日に日帰り旅行やウォーキング。Wiiなどで体を動かす。
その間もパニックや自傷行為はやまず。

そうして、6年前に解離性記憶障害と診断され、治療をかねて、引っ越し。

その後5年間は廃人でした。

引っ越しして環境が変わったのがいけなかったのか、TVも無理で音楽も聴けない。ネットも怖い。
マンガならと思い、自分の蔵書だけでなく母に借りたりもしましたが読めない。
なんでだか、げんしけん、は読めるので、半年間それだけを読んでました。
北が心配して、これならどうだろう?といいながらあだち充とか貸してくれるけど、人の死が関わる物が読めなくなっていてダメ。

半年後に合う薬が見つかり、少し安定して最初に読んだのは東京喰種。極端ですね。

そこからマンガ、小説、ネットと広がっていきましたが、私はTVを見るとパニックになるので、一昨年くらいから見なくなり、スカパー解約。
オーバードーズの日々が続き、無気力で退廃的な毎日でした。
北が本気で施設を考え出した頃、たまたま北が面白かったよと教えてくれた、ゆっくり解説系のYouTube。

動画はあまり見ないのですが、少し面白くて見てると、おすすめで料理系のYouTubeが上がってます。
そこで、リュウジのバズレシピを見て、いきなり覚醒して、去年の4月から完全自炊、アルコール断ち、オーバードーズをやめました。

6月初旬から大掛かりな断捨離開始。

6月末から体重管理をはじめて、その後ダイエット。
8月からあすけんをはじめてさらに食生活、運動の改善を目指します。

依存体質なので、薬の依存が運動に移行しただけなのでしょうが、最大日に7時間半の運動をして、年末までに23kgの減量。しっかり毎日2000カロリーは摂取してです。

読書量はさらに増え、また、動画を見る楽しさに目覚めてまずHulu契約。その後アマプラに変更。
退屈しのぎで、マクロミルなどのアンケートでのポイ活開始。3アプリ入れてますが、アマプラの年払い、MusicUnlmitedの年払い、ファイアータブレット、 Kindle端末の代金くらいは稼げました。
Kindle Unlimitedにも加入。
ライトな本やムックなら日に20冊くらいは目に通すように。
今年のプライムデーで、ファイアースティックを買うか検討中。

そうして今年になって、さらに何かしたいと思い、noteを始めました。

15年前にガラケー専門のブログをやっただけで、そのサービスが終わると文章を書かなくなっていたのに、急に。

はじめてからは、だいたい1つのnoteで3000文字から5000文字くらい。
更新は1日1回と決めましたが、下書きで毎日7つか8つストック。だいたい10000文字から15000文字書くようになりました。

当然、運動や、家事、読書などの時間を確保したままでます。

何がが私を駆り立てるのかわかりませんが、私は《空いた時間》が嫌いなようです。

北が
「働いてる時から常に何かをしてるから、そこは尊敬してたけど…君はもともとそういうタチなんだね。去年までが異常だったんだ」
と。

ただ、根を詰めすぎるので、去年に帰れとは言わないけど、もう少しゆとりをもって生活して欲しいようです。

でも、日課になってしまったものをやめるのは難しい。

いつかまた倒れるまではやってしまうんだろうな、と思ってます。

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