北野天満宮 新春奉納狂言
北野天満宮で毎年1月3日13:00から猿楽會 茂山忠三郎社中主催「新春奉納狂言」が行われます。
2021年の演目を簡単なあらすじとともに振り返ってみましょう。
①末廣かり
主人に「すえひろがりを買ってこい」と言われて、どんな品物か知らず都で古い傘を売りつけられる太郎冠者。本当は扇が正解ですが、詐欺師から教わった囃し物で主人の機嫌がなおる。という物語です。
最近、漫才師の「すゑひろがりず」が人気なので、セリフが以前より聞きなれたような気もします。
②小舞
「宇治の晒」「泰山府君」「雪山」「放下僧」「七つに成子」
小舞とは狂言方が酒宴などで舞う舞の一種です。
女性も舞台に上がっているというのがとても素敵でした。
③文山立
「文山立」はシテ(山賊甲)とアド(山賊乙)の二人が喧嘩をするが、誰も見ていないときに果し合いをしても犬死だと、文を書くものの、今度は妻子を思い、二人は涙を流し思いとどまる。というストーリー。
途中、忍者のようにヒラリと舞うシーンがカッコよかったです。
④疾痢
太郎冠者に堺まで魚を買いに行くように頼むと、持病で足が痺れていていけないという。仮病と見抜いた主人は「褒美があるのに、その足では仕方ない。それでは次郎冠者に」というと太郎冠者の足はたちまち治るのでありました。
⑤舟船(ふねふな)
「舟船」は観光に出かけた主人と太郎冠者のお話。船頭を呼ぶときに主人は「ふね」、太郎冠者は「ふな」と発音し、互いに古歌を引用して発音の正しさを主張しあいます。
⑥福之神
出雲大社に毎年、熱心に参拝する二人の前に「福之神」が現れます。
幸せを願う二人にお神酒を希望する福の神。神様はお神酒を飲んで謡い舞い、「(しあわせの)元手とは金銀や米などではなく、心持ちのことだ」と諭します。
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Kitanotenmangu 北野天満宮・怎么走・行き方・Access
交通:bus「北野天満宮前」下車 Free Ticket(一日乗車券)
住所:京都市上京区馬喰町 map
TEL:075-461-0005
拝観時間:5;30~17;30
URL:北野天満宮 instagram Facebook
拝観料:無料 御土居500円 梅園700円(茶菓子付)
曲水の宴3000円(梅園入場、茶菓子、宝物殿)
主要行事:2~3月 梅園・猿回し、2/25 梅花祭野点大茶湯、10/1~4ずいき祭、10月下旬~12月上旬 御土居「もみじ苑」、11/26 御茶壺奉献奉告祭・口切式
1Km以内の寺・神社:平野神社 千本釈迦堂 大将軍八神社 千本ゑんま堂 成願寺 わら天神
地蔵院(椿寺) 石像寺 釘抜地蔵 上品蓮台寺 真如寺 六請神社 岩上神社
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