共に歩もうね。
今日はお盆さんの晩。
入眠前にわたしはいつも映像をみる。
瞼を閉じると映像が流れてくるよだ。
怖いもの、美しいもの、大切な人たち、
日替わりで様々なものが流れてくる。
今日は、わたしが3歳頃に亡くなった祖父、よく猪の煮物を作っておそそわけしてくれたオバチャン、19年間共に暮らした愛犬が順番に流れてきた。
みんなお盆だからこちらに帰ってきて、わたしに挨拶してくれたのだろう。
わたしは祖父の一人寂しさに共感し、オバチャンがまた手料理をおそそわけしてくれたのを懐かしみ、愛犬のことを想い涙を流した。
決して、悲しい涙ではない。
わたしは嬉しかったのだ。
また、みんなに会えたことが。
だからわたしはお盆さんは体調もいいし、好きなんだよね。
だって、一年に一度みんなと再会できるからさっ。
とっても嬉しいことなんだよ。
みんなわたしの大好きな人達、これからもわたしの人生を見守っててね。
わたしはまだそっちには行かないけど、行くつもりもないけど、行くまで待っててね。
そして、そっちに行ったら色んなお話しようね。
おじいちゃん、一緒に遊んでね。
オバチャン、また手料理食べさせてね。
マロンさん、またわたしの太ももで顎枕して寝てね。
楽しみにしてるよ。
もう死ぬことを怖くないから、わたしは強く生きることができるよ。
死んでしまってもひとりぼっちじゃないし、生きてる限りは今のみんなが居るから怖くない、寂しくもない。
共に歩んでゆく人もいる。
わたしは人生を謳歌し、ゆっくり歳を重ねるよ。
想い人と友人と、家族と、愛犬と共にね。
今いる大切な人達へ、
これこらもよろしくね。
共に歩もうね。
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