体幹を整えると
こんにちは、りさです。
今日は体幹を安定させるには、というお話をしたいと思います。
1、体幹は鍛える前に調律する
昨日、心身を調律するということは
体幹を整えること、というお話をしました。
体幹ときくと、体幹をトレーニングする、鍛える、強くする
というイメージがありますが
まずは緩めて、動くべきところがスムーズに動くようにする
ということが大事です。
2、体幹を安定させる腹圧
昨日、体幹を安定させるには、
①腹式呼吸で腹圧を調える
②お腹、肩甲骨、骨盤をゆるめる
というのが大事ですというお話をしました。
お腹には、無意識に"腹圧”というのがかかっています。
後ろ側には、背骨があるため、背骨で支えていますが、
前側は腹圧で身体を支えて姿勢を保っているのです。
腹圧は、筋肉の風船と考えてください。
腹圧が低下する=風船がしぼむ
と、身体が前屈みになり、姿勢をよくするために
背中や腰が反ってしまい、負担がかかってしまいます。
これが肩こり、首こり、腰痛の原因になります。
腹圧が保たれている=風船がふくらんでいる
と、前側を支える力ができて
不必要な筋肉に力を入れることなく
楽に、自然に、よい姿勢を保つことができます。
3、腹圧を整えると自然治癒力も高まる
腹圧を整えることで楽によい姿勢が保てるだけではなく、
内臓も活性化して、自然治癒力も高まります。
内臓は固定されているのではなく、吊るされている状態です。
ですから、腹圧が低下=風船がしぼんでしまうと、
内臓が下に下がる
↓
内臓は押し潰される
↓
血液循環が悪く
なってしまいます。
腹圧を保つ=風船が膨らむと、
内臓が正しい位置に保たれ、
↓
血液循環がよくなり
↓
内臓の機能が活性化
↓
消化、吸収、排泄などスムーズになり
新陳代謝もよくなります。
身体の掃除や修理は、内臓から始まります。
腹圧が保たれて、内臓の掃除、修理、が円滑に終了することで、
全身の疲労している部分、足、腰、肩などの回復や、
怪我や病気の回復も早くなります。
今日はこれで終わりにします。
次は、自然治癒力を高めるにはというお話を
もう少し詳しくお話します。
今日もありがとうございました。
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