Risa.K

*1986年生まれ/逗子在住/6児の母 *小学生のための身体にやさしいおやつ教室@逗子…

Risa.K

*1986年生まれ/逗子在住/6児の母 *小学生のための身体にやさしいおやつ教室@逗子 6児の母 / 大家族 / アレルギーっ子ママ / 手作りおやつ / 季節の手仕事 / 着物 https://www.instagram.com/risakumabe

マガジン

  • 子どもたちとわたし

    6人の子どもと過ごす日々を綴ったエッセイです。

  • いただきますの風景

    実家の畑や台所では、祖父母や両親に思いを馳せながら過ごすことが多いわたし。食卓を通じて代々受け継がれてゆくものを綴ったエッセイです。

  • あたらしい命に

    6人の子どもたちが助産院・自宅で生まれた記録です

最近の記事

井桁容子先生講演会を聞いて。子育ての原点は「わかってほしい」という気持ちだった

わたしは小学校5年生の時、生きるのが辛いと思ったことがある。 うつ病診断方法を調べて、自分はうつ病なんだと思った。 「誰か一人でいいから、自分のことをわかってくれる人がいたら」 とその頃毎日心の中で叫んでいた。 でもその気持ちが今の子育ての原点にあることが今日わかった。 四女と次男が通う園主催で井桁容子先生の講演会が開催された。 親となっている私たち世代の親は 戦後、高度経済成長、バブルを超えて 勉強していい大学いい会社に入って頑張れば成功できる みたいな価値観の方

    • 夏の名残

      夏が戻ってきたようだ。 真っ青な空に入道雲が盛り上がって蝉の声が聞こえる。 私は珍しく真昼に自転車を漕いでいた。 一人で出かけるのは久しぶりだった。 なにせ夏休みの約40日間は一人になることは皆無だったから。 幼稚園の母のコーラスサークルの活動に参加しただけで 活動場所はいつも子どもたちを送迎している保育園の園舎だ。 特別なことはひとつもないが、子どもに気を取られることなく自分に集中してひとつのことをやり切るとなんと達成感があるのだろう。 今朝は特に気持ちが不安定だっ

      • 子育てに必要なものは?

        最近質問されたことの一つに「子育てに必要なものは?」というのがありましたので即答で 1に体力 2に体力 3に体力 4に忍耐力 5にユーモア と答えましたところ 側にいた2歳下の妹も、間違いない!と大きく頷いておりました。 自然は大人たちが教えられないことをたくさん教えてくれます。 だからたくさん外で遊ばせたいわけですが、 自分の体力の限界にどこまでチャレンジできるのか・・・というかんじで外遊びに付き合っていた30代前半までとは違って 最近は体力を忍耐力とユーモアでカ

        • 整う庭

          (6月28日) 子どもたちを保育園に送迎するために庭にでると、蒸し暑い空気がまとわりついてきた。いつのまにか季節は巡って朝8時でも太陽が照りつけて汗ばむ。 この3ヶ月間はやけに長く感じた。 末っ子の次男が保育園に入園したはいいものの 6人の子どもたちが順番に体調を崩して学校幼稚園保育園を欠席し、全員が登校登園できた日のほうが少ないくらいだ。 また次女と次男が大怪我をし、長女と長男は腰痛、膝痛、肩痛などで故障し お手当や通院に手を焼いた。 そのわりに6月はここ4年間で一

        井桁容子先生講演会を聞いて。子育ての原点は「わかってほしい」という気持ちだった

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        • 子どもたちとわたし
          32本
        • いただきますの風景
          14本
        • あたらしい命に
          7本

        記事

          小さな積み重ね

          子ども6人の怪我、発熱などにより家族に時間を費やさざるを得ない状況が続いた。 おかげで自分と向き合う時間が増えた。 ヤマバトがうちの庭の木に巣を作りヒナを育てている。 子どもたちの寝室からちょうど見やすい位置なので毎日四六時中観察している。 メダカとエビがタマゴを産んで稚魚が育っている。 春に種を植えたヒマワリがたくさんの花を咲かせている。 自然の変化はとてもゆっくりに見える。 でも止まることはなく絶えず変化し続ける。 大事な瞬間は瞬く間に過ぎて待ってくれない。 気

          小さな積み重ね

          心の豊かさのために表現活動は欠かせない

          季節が少しズレてしまいましたが💦 2月に「一花開いて天下春なり」という禅語を書きました。 (茶道のお稽古用) 時間を忘れ夢中で書に向き合って 「楽しい」という感覚と「達成感」を味わいました。 "表現する"という活動は私にとって欠かせません。 文章を書くこと、書を書くこと、歌を歌うこと・・・ どれも大してうまくできることでもなくて お金にもならない 誰のためにもならない 自分の自己満足のためにすることです。 でもこれらが自分を豊かにしてくれていて できなくなってくると

          心の豊かさのために表現活動は欠かせない

          仕事と家事と育児の両立

          最近自分の関心事は 子どもの育ちにとっても 自分にとっても 最適な暮らし とは。 仕事はもちろんしっかり期日までにやらなければならないし だからといって家の中がぐちゃぐちゃの状態で良い仕事ができるわけもなく 自分の心身がクタクタで 美味しいご飯が作れるわけもない。 逗子市主催の「令和モデルの育児と仕事」という講座に参加した。 一言で言えば 父親が家事育児に参加すれば 妻たちも仕事ができる という内容だった。 でもうちはそうはいかない。 今月は思い当たる限り半

          仕事と家事と育児の両立

          電車で帰省

          子ども6人を引き連れバス電車を乗り継いで隣の県の実家へ帰省しました。 子ども6人連れて大変ね 赤ちゃん連れて大変ね などと声をかけられることが多いのですが 子ども6人いるからラクだし楽しいです。 車移動と比べると バスも電車も待ち時間が長いです。 (今回も一人荷物が多くて歩くの遅い子がいたために電車に乗り遅れ駅で30分も待つことに😅) けれども6人いるので待ち時間に飽きることもありません。 次女がバス停で周りに落ちた木の実を拾い出すと三女四女も拾い出し、長男も手伝い

          電車で帰省

          ヤスイさんのアップルケーキ

          雪が降り積もった次の日の夕方 学校から帰宅した次女三女と 家にいた四女、次男を連れて 近所の公園で雪遊びをしていると 以前イヌビワを一緒に収穫した ヤスイさんが通りかかった。 2023年8月の記事[早朝のイチジクとり] https://note.com/ear1y6ird/n/n875689c26f61?sub_rt=share_b こんにちは〜 と声をかけると あらあなた前にジャガイモくれた方? と覚えていてくださった。 そういえばヤスイさんにお会いした日 たまた

          ヤスイさんのアップルケーキ

          雪の日

          「ママお風呂入れておいてねー!」 と傘を持たずに出かけた長男長女次女三女。 みんなほぼ同時に帰ってきたが もちろん揃ってずぶ濡れ。 私に雪を見せたかったのか カバンには雪が積もったままの子、 手には雪を持ったままの子、 髪の毛に雪を積もらせた子・・・ 水を滴らせながら それぞれ家に上がってきた。 子どもたちは濡れた服のままおやつを食べて 雪合戦と雪だるま作りを開始した⛄️ 私はミーティングの真っ最中だったが 保温鍋にお汁粉を入れてあったので 節分祭で拾った紅白餅を焼い

          大寒の味噌仕込み

          毎年大寒あたりに味噌を仕込む。 去年は産後2ヶ月でたくさん仕込めず 足りなくなってしまったので 今年は10kg仕込んだ。 味噌、ポン酢、塩麹などは手作りのものを使うことがほとんどだ。 6月の梅干し仕込みも欠かせない。 ここ十数年毎年、友達を集めて大人数で仕込んだり、子どもたちに手伝ってもらったりして仕込んでいたが 去年と今年は自分にあまり余裕がなく 隙間時間に一人で黙々と作業した。 数年前、私の好きな「うかたま」という雑誌で 買えばなんでも手に入る時代になぜ手

          大寒の味噌仕込み

          執着

          ある方に「勉強熱心だね」と言われた。 咄嗟に「悩みが多いからだと思う」と答えた。 後から理想が高いからだろうかとも思ったけど 今は執着のせいかもしれないと思う。 でも執着するならばとことん執着すべしということを学んだ。 あることをマスターするには執着は必要なんだと。 すぐには何の結果も出なくても 信じたことをやり続けること、 限られた時間と労力を費やすのは賭け。 勇気のいることだけど 自分の気持ちに嘘をつけない不器用な人間だから仕方がないのです。

          誕生日に

          1週間前、金木犀が咲いた朝、私は37回目の誕生日を迎えた。 毎年神社へ参拝したり整体に行って身体のメンテナンスをしたりして過ごすのだが 今年は生後10ヶ月の次男がいるし 幼稚園が半日保育だったので 家で片付けと掃除をして過ごした。 長男は林間学校で不在だったし 主人も帰宅が遅かったので お祝いは翌日に持ち越された。 翌日は四女の幼稚園の運動会、 長女は駅伝大会があった。 四女、長男、長女はそれぞれドラマを抱えて帰ってきた。 もちろん夕食の話題は子どもたちの話でもち

          誕生日に

          金木犀が咲いた

          金木犀が咲いた朝、私は37回目の誕生日を迎えた。 今日はどのように過ごそう。 毎年自分の誕生日には神社へ参拝したり行ってみたかったお店でランチしたり自分の誕生日ケーキを焼いたり整体に行って身体のメンテナンスをしたりして過ごす。 何週間も前から誕生日に何をするか決めてその日を楽しみにしているのが常だった。 けれども、今年は生後10ヶ月次男がいてランチは難しそうだ。 その上、幼稚園のお迎えがいつもより2時間早くどこにも出かけられそうにない。 だから今年は今日の予定を何も立

          金木犀が咲いた

          長男と四女の栗拾い

          休日の朝、長男が 栗拾ってくるわ と言って四女を連れて近所の山へ栗を拾いに行った。 二日連続行ったので拾った栗は全部で 25個ほどになった。 その週末は剥く時間がなかったので 水に1時間浸して冷凍庫へ。 1週間後、長男が林間学校、四女が運動会の代休だったので 朝出かける前に二人に手伝いをお願いし栗を剥くことに。 栗を冷凍庫から出して熱湯に5分浸し 私が栗の殻に割れ目を入れる。 長男と四女が殻を剥がす。 続いて私が包丁で薄皮を剥く。 その手順であっという間に皮が

          長男と四女の栗拾い

          待つ

          今日は庭からほのかに可憐な甘い香りが漂っていた。 金木犀の蕾は色づいて膨らみ今にも咲きそうだ。 ついに明日には咲くだろうか。 長男が明日から林間学校に行く。 長男の鼻歌も帰宅後の話題も林間学校のこと。 待ち遠しいようで 明日の朝は5時に起きる と張り切っていつもより1時間早く就寝した。 明後日は長女の部活動の大会だ。 明日選手発表らしく部活動の話をたくさんしてくれた。 明後日は四女の幼稚園の運動会の日でもある。 「ママ絶対見にきてね」と言ってリビングにて走る