Shibakawaが考える「鷲の左腕事情」のミカタ

今シーズン、楽天が優勝をめざすため1つカギになるのは「左投手の出来」だ。

ご存じのとおり、現在パリーグには左の好打者がひしめき合っている。

首位打者の秋山翔吾(西武)、OPS1位・柳田悠岐(ソフトバンク)、俊足中距離打者に成長した西川遥輝(日本ハム)、56年ぶり新人フルイニング出場の源田壮亮(西武)、7年ぶり30本ホーマーのT-岡田(オリックス)、新進の若鷹・上林誠知(ソフトバンク)など、各球団に必ず数人は「要注意の左打者」が存在する。

彼らを抑えるため、鷲のサウスポーの奮闘は欠かせない。

今年の楽天左投手の陣容、ここ3年間で最も頭数が少ない事実をご存じだろうか?

2016年は12人、2017人は11人名を連ねた左投手のロースターは、2018年は下記9人になった。

◎2018年 楽天左投手の一覧 (成績は2017年1軍成績)

塩見貴洋 (30歳/8年目) 8試合、 43.1回、防御率3.95、3勝3敗
辛島航 (28歳/10年目) 19試合、103.0回、防御率4.19、8勝8敗
西宮悠介 (27歳/5年目) 8試合、 9.1回、防御率2.89、1勝0敗
高梨雄平 (26歳/2年目)46試合、 43.2回、防御率1.03、1勝0敗14H
濱矢廣大 (25歳/5年目) 9試合、 8.2回、防御率5.19、0勝0敗
森雄大 (24歳/6年目) 8試合、 25.0回、防御率4.68、1勝1敗

鶴田圭祐 (24歳/2年目) 1軍出場なし
松井裕樹 (23歳/5年目) 52試合、52.2回、防御率1.20、3勝3敗33S5H
渡邊佑樹 (23歳/1年目) 

以下、各々に寸評を入れてみたいと思う。

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