前年比700打席増! 育成練習試合の成績でみえてくる、若鷲の等身大の姿とは?
こんにちは。@eagleshibakawaです。
信州上田在住の野球好き、郷里の英雄・真田幸村の「赤備え」がクリムゾンレッドに見える楽天ファンです。
今回は、2017年育成練習試合の打撃成績の集計をお送りします。
なお、2016年の育成練習試合の打撃成績は下記になります。
こちらも合わせると、より一層お楽しみいただけると思います。
最初に断りを入れると、この45試合は球団オフィシャルサイトに掲載された育成練習試合の数になる。
この他にも、たとえば5月29、30日には長野オリンピックスタジアムで信濃グランセローズと2連戦を戦っているが、ホームページにはなぜか記載がない。こういった何らかの事情で未掲載になっている育成練習試合を含めると、実際は50試合近くを戦ったと言ってよいと思う。
◎2017年 育成練習試合の日程&戦績
闘将の尽力でレベル上がった育成練習試合
この表を見ると、各地で転戦してきた事実が確認できる。
6月は九州遠征を刊行、2016年にオープンしたソフトバンクの2軍3軍球場=タマスタ筑後まで足を延ばし、ホークス3軍と2試合を戦った意味は大きかった。
というのは、2016年は対戦相手を本拠地・泉練習場に招聘したケースが大半で、自ら相手先に出向く遠征は、ほとんどなかったからだ。
実際の1軍ペナントレースは、勝手知ったるホーム日程と、コンディション調整しにくいビジター日程の繰り返しで構成されている。
そのため、育成練習試合から数多くの遠征を経験できることは、1軍を目指す若鷲にとって、大きな経験になったはずだ。
対戦相手もバラエティに富んできた。
2016年は社会人、大学生との対戦が大半だった。
2017年はそこに独立リーグ、NPBも加わった。
とくに46試合中19試合を占めた独立リーグ勢とのマッチアップは『プロアマの垣根を越えて野球界を盛り上げたい』と考えていた星野仙一副会長の尽力が大きかった。
この事実は、闘将逝去を受けてBCリーグがオフィシャルサイトで発表した下記の追悼文で明らかにされている。
みなさん、ぜひご一読を。
◎星野仙一様のご逝去について
このように、とくに独立リーグとの対戦が増えたため、育成練習試合といえど、2016年と比べてレベルアップしている。
2016年はチーム平均打率.307、同OPS.803だったものの、2017年は.242、.684と下がっている。
育成練習試合は、公式戦ではないため、両軍申し合せた特別ルールで実施されることが多々ある。
たとえば、4月29日には打順が8番までだったり、4月6日には初回に本来あるはずの5番・伊東に打席がまわらず飛ばされたり、5月3日では人員不足だったのだろう、ブルペン捕手の横山徹也さんも駆り出され、元ヤクルトの金伏ウーゴからホームランを打ってみたり(!)、7月22日には対戦相手から人手を借りて、兵庫ブルーサンダーズの生島大輔が楽天側でプレーしたり、色々なことが起きるのも、育成練習試合の特徴である。
ということを踏まえた上で、選手各々の打撃成績を確認してみたい。
まずは、下記の打撃成績一覧表をご覧ください。
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