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富山県生物学会の宣伝をします

我が富山県には「富山県生物学会」という任意団体(学会)があります。
なんだか小難しい名前ですが、年会費3,000円さえ払えば誰でも入れます。

元々は大正時代に富山師範学校(現・富山大学)の生物学系教員が作った「富山博物学会」が前身だそうで、来年で設立100周年を迎えます。

富山県から「レッドデータブックとやま」の改定作業、調査業務を委託されていたりもする、専門家集団でもあります。

この学会を運営している中心メンバーは
・魚津水族館の人たち(事務局で会長は前館長)
・富山大学の生物の教官(だった人も)
・富山市科学博物館の学芸員さん(だった人も)
・県内の小中高校で生物を教えている先生(だった人も)
・富山市ファミリーパークの人(わたしも)
・富山県中央植物園の学芸員さん(だった人も)
・他、県内の博物館の動植物系の学芸員さん(だった人も)
・県内のアマチュア研究家の方々(昆虫や両生類、淡水魚など多様)

などですが、その他過半数は「自然環境や動植物に興味を持っている一般の人」たちです。富山県ナチュラリストや野鳥の会、自然保護協会などで活動されている人もいれば、そうでない人もいます。

ちなみに私は理事兼HP担当の幹事、という役職を割り当てられています。他の役員と同様、無償のボランティアです。

ところで、こういう地方の学会や研究会に入るメリットって意外と大きいんですよ。

一言でいうと、学会への加入は「推し活」です

列挙しますと、

⓵推しの生き物や推しの研究者さんに会える
⓶推しの生き物についての最新情報を交換できる
⓷会費を払うことで、推しの生き物の研究や保全を応援できる
⓸年一回、内容の濃いウスイホン(学会誌)が届く
⓹年に数回、ライブやファンミーティングがある
⓺推しが同じ仲間と繋がれる

こんなかんじです。

富山県生物学会についてそれぞれの例を出すと、

⓵総会や会合などが博物施設で開催される
⓶お知らせや研究発表で情報が手に入る。情報を提供することで、自分も研究に加わることができる
⓷年3,000円で会の活動を応援できる
⓸学会誌「富山の生物」が届く
⓹講演会や研究発表会、有峰での自然観察会、河川での合同調査などに参加できる
⓺とにかく知り合いが増える

という内容です。会誌ですでに2,000円程度の原価がかかっていますので、学割で年会費が1,000円しかかからない学生さんは入会しないと損なくらいです。

研究活動そのものに参加するのはちょっと敷居が高い、と感じている方も、学会加入は推し活であり、誰にでもできるクラウドファンディングだと思ってください。しかもその上月々たった250円のサブスクで、虫や獣や植物や魚や鳥に県内一詳しい人と繋がれて、いろいろ聞けちゃうなんてすごくないですか?もう入るっきゃない訳ですよ。

ということで、ぜひ富山県生物学会に参加して下さい。県外者の方も大歓迎です。

富山の生き物たちの未来を一緒に考えましょう!





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